「最近、どうもパートナーの行動が怪しい」
「浮気をしているかどうか知りたい」
そんなときは、ボイスレコーダーを使って浮気調査が可能です。浮気調査におすすめのボイスレコーダーを選ぶためには、小型で長時間録音できることなど、いくつかのポイントがあります。
この記事では、浮気調査グッズとして使うボイスレコーダーの選び方や設置する場所などを解説いたします。
自力で浮気の証拠を掴むことの難しさ、プライバシーの侵害などの注意点もご覧ください。決定的な証拠を得るためには、自力で得た情報を活用し、プロの探偵に依頼するのがよいでしょう。
- ボイスレコーダーの選び方
- 浮気の証拠となる録音内容
- ボイスレコーダーを使う際の注意点
浮気調査で使うボイスレコーダーの4つ選び方
浮気調査で使うボイスレコーダーを選ぶための4つのポイントをご紹介します。
まず、浮気調査に求められるのは、バレにくく、しっかり音声を認識できて、長時間録音可能なボイスレコーダーです。
上記の視点から、選ぶためのポイントをピックアップしました。
- 小型タイプ
- 記録時間が長い
- VOR機能
- 音質
使用シーンに合わせて、必要な機能を備えたボイスレコーダーを選びましょう。
小型タイプ
浮気調査のためにボイスレコーダーを使うなら、隠しやすいように小型のボイスレコーダーがよいでしょう。
小さく薄いタイプのボイスレコーダーであれば、カバンのポケットや洋服のポケットに入れられます。
また、小型のボイスレコーダーには、シーンに合わせたバレにくい形状のものがあります。
- キーホルダー型・クリップ型
- ペン型
- USBメモリ型
- 超小型
シーンに合わせて、気づかれにくい形状を選ぶとよいでしょう。
キーホルダー型・クリップ型
小さなキーホルダー型やクリップ型のボイスレコーダーは、目につかない場所に取り付けて使えます。
自動録音機能があるタイプであれば、音声を認識して自動で録音してくれます。室内や車内の目立たない場所に忍ばせておけば、万が一見つかっても、バレにくい形状であるのが利点です。
ただし、パートナーのカバンや服などにボイスレコーダーを仕掛けるのは避けましょう。プライバシーの侵害等、法律に抵触する可能性が高いからです。
ペン型
ペン型のボイスレコーダーは、話し合いの席でさりげなく使えます。
形状がペン型であるだけではなく、普通のボールペンであるかのように、文字を書けます。パートナーや浮気相手と話し合うときに、こっそり録音できます。
また、パートナーと浮気相手が車内や室内で過ごすときの会話を録音したい場合、さりげなく置いておくこともできるでしょう。
USBメモリ型
USBメモリ型のボイスレコーダーなら、PC周りのシーンになじみます。
USBメモリ型であれば、パソコンに挿したまま使えるため、バッテリーも確保できます。また、パソコンに挿すと、直接録音データをパソコンで確認できます。
部屋に置いたノートパソコンにさりげなく挿しておくと、室内の会話を録音できるでしょう。
超小型
シンプルな超小型のボイスレコーダーも検討してみましょう。5cm*3cmほどのシンプルな四角形で、0.5cmほどの薄さのボイスレコーダーなどもあります。
自分の胸ポケットに入れても自然で、相手からは気づかれにくいです。ただし、パートナーの持ち物に忍ばせるのはやめましょう。他人の所有物にボイスレコーダーを仕込むのは、カメラ同様プライバシーの侵害に該当します。
記録時間が長い
浮気調査のためのボイスレコーダーは、最大録音時間とバッテリー持続時間をチェックして選びましょう。
浮気の証拠となりそうな会話がいつ録音できるかは分かりません。長時間の録音をして、浮気の証拠となる会話をつきとめる必要があります。
最大録音時間とバッテリー持続時間を確認してボイスレコーダーを選びましょう。
浮気調査のために、ボイスレコーダーを仕掛けてこっそり録音するなら、20時間以上は継続して録音できるタイプがおすすめです。
VOR機能
ボイスレコーダーで浮気調査をするなら、VOR機能が便利です。
VORとは、Voice Operated Recordingの略です。一定の大きさ以上の音をマイクが感知して、自動的に録音を始める機能です。音が小さくなると録音は自動的に止まります。
このため、次のメリットがあります。
- バッテリーや記憶容量の節約
- 長時間のデータから会話部分を探す労力を省ける
VOR機能があれば、会話がないときには録音されないため、バッテリーや記憶容量を節約できます。長時間の録音データの中から会話している部分を探す労力もかかりません。
音質
浮気調査では音声を鮮明に録音できるボイスレコーダーを選びましょう。
次の機能があると高音質な録音を期待できます。
- 128kbs以上の音質
- ノイズキャンセル機能
- こすれ防止機能
小型のボイスレコーダーでも、128kbs以上の音質であれば、会話の声を聞き分けられるでしょう。
ノイズキャンセル機能は、雑音を排除し、音声だけを鮮明に聞こえるようにしてくれる機能です。エンジン音などの雑音を除去して鮮明な音声を録音できるため、ノイズキャンセル機能もあった方がよいでしょう。
また、こすれ防止機能は、布などとこすれたときのカサカサ音を除去してくれます。カバンのポケットなどに忍ばせて録音するときに便利です。
ボイスレコーダーの設置場所
浮気の証拠を集めるため、ボイスレコーダーを設置する場所をご紹介します。
上述したように、ボイスレコーダーを、パートナーの所有物や浮気相手の家などに仕掛けると、プライバシーの侵害や住居侵入の罪に問われる可能性があります。
もしも浮気の証拠を掴んでも、違法に収集した音声データは証拠として認められないかもしれません。そのため、浮気の証拠集めのためにボイスレコーダーを使用する場合は、設置場所に注意が必要です。
ボイスレコーダーを仕掛けるとしたら、違法にならない「夫婦の共有スペース」にしましょう。
- 自宅
- 自家用車
自宅や自家用車は、夫婦の共有スペースとして認められるため、ボイスレコーダーを自由に設置できます。
自宅
浮気調査でボイスレコーダーを設置するなら、まず、自宅がおすすめです。自宅は夫婦の共有スペースであるため、比較的安心してボイスレコーダーを設置できます。
パートナーが浮気相手を自宅に招いているようであれば、自宅のリビング、寝室、パートナーの自室などにボイスレコーダーを設置してみましょう。
次のような、バレにくい場所にボイスレコーダーを設置しましょう。
- ベッドの下
- ソファーの下
- 机の下
パートナーが自宅に浮気相手を連れ込んでいる場合には、性的関係を結んでいることが分かる音声が録音できることもあります。
また、パートナーは、自室では油断して浮気相手と通話している可能性があります。浮気していることや性的関係があることを匂わせる会話が録音できるかもしれません。
ただし、自宅は夫婦共有のスペースとはいえ、録音場所がパートナーの自室となると、プライバシーの侵害と判断される可能性もあります。
リスクを避けるため、専門家のアドバイスを受けながら実行を決めるようおすすめします。
自家用車
自家用車も、浮気調査のためにボイスレコーダーを設置するのにおすすめの場所です。
車内は、プライベートな空間になるため、浮気相手を乗せて親密な会話をしている可能性があります。
「どこどこのホテルに行こう」そんな音声が手に入れば、浮気の確証が得られます。
車内で性行為やそれに近い行為を行っている場合、ボイスレコーダーで音声を録音できれば、有用な証拠になるでしょう。
また、自家用車に浮気相手を乗せていない場合でも、車の中で浮気相手と通話をして連絡をとることがあるかもしれません。
誰も聞いていないと思って、浮気・不倫・性的関係があると分かる会話をする可能性もあります。
車内にボイスレコーダーを設置する場合には、エンジン音を除去できるよう、ノイズキャンセル機能がついたボイスレコーダーにしましょう。
浮気の証拠となる録音内容とは
パートナーと浮気相手がただ会話をしていただけでは浮気の証拠にはなりません。
離婚訴訟や慰謝料請求のために有用なのは、不貞行為の証拠です。不貞行為とは、性的関係・肉体関係を結んでいることを意味します。
2人の間に性的関係があるとはっきり分かる録音内容が、証拠として望ましいです。
- 性行為またはそれに近い行為をしている
- 肉体関係があることを伺わせる会話
- パートナーが浮気を認めた発言
詳しく見ていきましょう。
性行為またはそれに近い行為をしている
性行為やそれに近い行為をしている音声データは、浮気の証拠として有用です。
自宅や自家用車に仕掛けたボイスレコーダーに、パートナーと浮気相手が性行為をしている音声が録音されていたら、パートナーも言い逃れはできないでしょう。
そのような音声を発見した場合、精神的ダメージなしに受け止めることは難しい状況ですが、有利な証拠となるため、しっかり保存・確保しておきましょう。
ただし、無断でボイスレコーダーを設置して録音した場合、違法行為とされて、音声データが証拠と認められないケースもあります。
肉体関係があることを伺わせる会話
音声データに肉体関係があることを伺わせる会話がある場合、証拠の一つとして認められる可能性は高いです。
音声をよく聴いて、性的関係があることが分かる会話がないか調べましょう。
「ホテルのお風呂広かったね」
「昨日の下着、かわいかった」
耳を覆いたくなるような会話があるかもしれませんが、証拠として有用です。
会話だけで決定的な証拠とするのは難しいですが、画像やメッセージのやり取りなどと合わせ、証拠として利用できるでしょう。
パートナーが浮気を認めた発言
パートナーが浮気を認めた発言は、証拠として認められます。
パートナーと浮気について話し合うときには、ボイスレコーダーを作動させておきましょう。
話し合いながら、浮気の証拠となる言葉を引き出すよう誘導します。
話し合いで浮気を認める言葉
- 「体だけの関係だ。すぐに別れる」
- 「出来心で浮気しただけだ」
- 「俺が浮気したのはお前にも原因がある」
- 「浮気したぐらいでガタガタうるさいよ」
上記の言葉は、うっかり浮気を認めてしまっています。
また、パートナーと浮気相手の会話でも、浮気を認める発言は証拠として認められることがあります。
浮気の当事者同士で浮気を認める言葉
- 「妻とはいずれ別れるから一緒にいてくれ」
- 「付き合い始めてから2年も経つね」
- 「今は愛人だけど、いつかは奥さんになりたいな」
- 「妻とはビジネス夫婦だ。愛しているのは君だよ」
浮気を認めた言葉は、記憶やメモでは証拠になりませんが、音声データがあれば動かしがたい証拠の一つになります。ボイスレコーダーで確保したい発言です。
浮気調査にボイスレコーダーを使う際の注意点
浮気調査にボイスレコーダーを使うときには注意点があります。
パートナーにバレるリスクがあるのはもちろん、せっかく集めた証拠が認められないこともあります。また、ボイスレコーダーを無断で仕掛けることが違法である場合もあります。
詳しく見ていきましょう。
パートナーに勘付かれる場合がある
パートナーが、ボイスレコーダーを発見し、浮気調査されていることに勘付く場合があります。
浮気の証拠を掴むため、ボイスレコーダーをパートナーと不倫相手の近くに設置することがあります。
パートナーは、自分の持ち物や部屋に、見慣れないものがあれば、それを手にとり、ボイスレコーダーだと気づいてしまうかもしれません。
ボイスレコーダーによる浮気調査がバレた場合、次の2つのパターンに移行する可能性があります。
- パートナーが浮気をしていた場合→警戒して浮気の証拠を残さなくなる
- パートナーが浮気をしていなかった場合→不信感により関係が悪化する
パートナーに警戒心を抱かせてしまうと、その後の浮気調査は困難になります。
また、パートナーが浮気をしていなかった場合には、その後の夫婦関係に不要な悪影響を及ぼしてしまいます。
証拠と認められないことがある
ボイスレコーダーで録音した音声が、浮気の証拠として認められないことがあります。
- 音声だけでは有用性が低い
- プライバシーの侵害である
上記のように判断されてしまうことがあります。
録音音声だけでは、「その場の雰囲気で言わされただけだ」などと言い逃れされることもあるでしょう。
また、ボイスレコーダーを無断で設置して録音した音声は、プライバシーの侵害などの違法行為とみなされ、法的な証拠として採用されない可能性もあります。
法律に抵触する可能性がある
ボイスレコーダーによる浮気調査は、設置する場所や方法によっては違法と判断される可能性があるため、注意が必要です。
パートナーの所有物の中にボイスレコーダーを仕掛けると、器物損壊にあたるかもしれません。
また、浮気相手の部屋や車にボイスレコーダーを仕掛けるのは、住居侵入として罪に問われることもあります。
さらに、許可なく録音することは、プライバシーの侵害と判断されることもあるため、注意が必要です。
違法行為とみなされると、こちらが損害賠償請求される事態になる可能性もあるのです。
また、違法行為とみなされる方法で収集した情報は、証拠として採用されません。
このようなリスクを考え、自力での浮気調査には慎重になることをおすすめします。
浮気調査を効率化するならボイスレコーダー+αがおすすめ
効率のよい浮気調査のためには、ボイスレコーダーの音声にプラスして、別の方法による証拠集めもしておくのがよいでしょう。
前述したように、ボイスレコーダーだけでは、法的に有利な浮気の証拠は掴みにくいです。
また、踏み込んだ調査をしようとすると、相手にバレる可能性が高いだけでなく法律違反になる場合もあります。
ボイスレコーダーにプラスして、次の調査もおすすめします。
- レシートやクレジットカードから行動履歴を探る
- ドライブレコーダーで車内の様子や走行履歴を調べる
- スマホをチェックしてみる
- 尾行して浮気が分かる画像を手に入れる
ただし、どの調査も時間と労力がかかります。リスクを避けて有利な証拠を確保するのは難しいでしょう。
参考:浮気調査を自分でする方法とは?メリット・デメリットを紹介
探偵の浮気調査なら時間をかけずに決定的な浮気の証拠を掴める
自力での浮気調査は、時間と労力がかかるだけでなく、やれることも限られてきます。「浮気調査がバレる」「浮気調査が違法行為になってしまう」というリスクもあります。
探偵に依頼すれば、慰謝料請求や裁判に有利な浮気の証拠を、高い確率で手に入れられます。
リスクを避けながら、有利な浮気の証拠を集めたいのなら、専門知識とスキルをもつ探偵に依頼するのがよいでしょう。
参考:浮気調査費用の相場とは?詳しい料金体系と安く抑える5つのコツ
浮気調査におすすめのボイスレコーダーもあるが確実な証拠集めのためにはプロを頼ろう
浮気調査で使うボイスレコーダーの選び方、設置場所、証拠となる録音内容、注意点などを解説いたしました。
ボイスレコーダーで浮気調査することは可能ですが、収集した証拠が有用であるとは限りません。浮気調査がパートナーにバレたり、違法行為と判断されるリスクもあります。
リスクを減らして、時間や労力をかけずに決定的な証拠を得るなら、探偵に任せるのがおすすめです。専門知識と独自のスキルをもつ探偵なら、決定的な証拠を入手できるでしょう。