パートナーが不倫している場合、不倫相手との連絡方法はメールや電話だけではありません。不倫相手との連絡方法としては、LINEをはじめさまざまなメッセージアプリがあります。
パートナーの不倫を見抜くには、まずは不倫相手とどのような方法で連絡を取り合っているか把握しましょう。
この記事では、不倫相手との連絡方法によく利用されるアプリや見抜き方、浮気発覚後にどのような話し合いをするのかなどを解説します。
- 不倫中に使いがちな使いがちなアプリと連絡方法
- 相手のスマホを勝手に見た際のリスク
- 浮気発覚後の話し合いを有利に進める方法
不倫している人が使いがちなアプリや連絡方法
不倫している人が不倫相手と連絡に使いがちなアプリや方法は次のとおりです。
- LINE(ライン)
- カカオトーク
- Facebookメッセンジャー
- インスタグラムなどのSNS
- ハングアウト
- Viber(バイバー)
- Chatwork(チャットワーク)
- Slack(スラック)
- Skype(スカイプ)
- Time Tree(タイムツリー)
- Discord(ディスコード)
- PayPayのチャット機能
- Gmailの下書き保存(共有アカウント)
自分が使用したことがないアプリの場合、アイコンを見ても気づかない可能性があります。事前にどのようなアプリなのかを確認しておきましょう。
LINE(ライン)
LINE(ライン)は国内で多くの人が使用しているアプリです。総務省『令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』によれば、LINEの利用率は調査対象の全年代で94.0%にも達しています。(※1)
利用者多く幅広い年代をユーザーに持つLINEは、不倫相手の年齢に関係なく使用される可能性があります。しかし、最もポピュラーなメッセージツールだからこそ、あえて不倫の連絡方法として利用しない人もいるでしょう。その理由は、不倫相手に送るメッセージを家族や友人、さらにはビジネス相手に誤送信してしまうリスクがあるからです。
特に夫婦の連絡手段をLINE(ライン)にしている場合、不倫相手に送るメッセージをパートナーに送ってしまうといったミスにつながりかねません。
カカオトーク
カカオトークは韓国発のアプリで、LINEのように無料で1対1のコミュニケーションが可能です。LINEに似た操作性でありながら、日本国内ではポピュラーではないため、パートナーに不倫がバレないために使用している人もいるでしょう。
さらに、出会い系ではカカオトークのIDを交換するケースがあるだけでなく、カカオトーク用の掲示板もあるため、不倫相手を探すためにカカオトークを使用するケースもあります。
Facebookメッセンジャー
FacebookメッセンジャーはFacebookのメッセージ機能です。メッセージをやり取りできるだけでなく、無料での通話も可能です。LINEよりもメッセージを誤送信する確率も低いため、不倫相手との連絡手段に使われることも多いアプリです。
facebookメッセンジャーが不倫相手との連絡方法に適している理由に、Facebookはビジネス用アカウント(Facebookビジネスマネージャ)を取得できる点があります。ビジネス用アカウントとあれば、万が一アプリを見られてしまっても取引先との連絡のためと言い訳することも可能です。
そのため、パートナーのFacebookがビジネス用アカウントであっても、裏では不倫相手との連絡ツールとして利用している可能性があるため注意が必要です。
インスタグラムなどのSNS
インスタグラムやX(旧Twitter)などのSNSは、DM機能を用いることで特定のアカウントに個別にメッセージを送ることが可能です。
SNSを使って不倫相手とのやり取りには、普段使用しているアカウントではなくサブアカウントを取得している可能性が考えられます。本来のアカウントのままでは、不倫相手とのやり取りを友人や他のフォロワーに誤送信しかねません。そういったリスクを避けるために、不倫相手とだけつながるサブアカウントを作成して連絡を取り合います。
ハングアウト
ハングアウトとは、Googleが提供するコミュニケーションサービスです。Androidスマホならあらかじめ搭載されており、iPhoneでも無料でインストールできます。
ハングアウトはメッセージのやり取りができるだけでなく、LINEよりも高音質な通話が可能です。パソコンからでも利用できるため、自宅で仕事を装いながら不倫相手にメッセージを送信できます。
Viber(バイバー)
Viber(バイバー)は無料でメッセージや通話が可能なアプリで、国外では多くのユーザーを抱えています。日本国内ではあまり普及していませんが、楽天が買収しているため日本のユーザーでも使いやすいUIになっています。
Viberは一定期間が経過すると画像や動画が消える機能が備わっているため、証拠を残したくないという不倫カップルが利用している可能性があります。また、Viberは利用することで楽天ポイントが貯まるという特徴もあります。なかには楽天ポイントを貯めるためにViberを利用しているという不倫カップルもいるでしょう。
Chatwork(チャットワーク)
Chatwork(チャットワーク)は主にビジネスシーンで使われているメッセージアプリです。そのため、ビジネス相手とメッセージをやり取りしていることを装おうとしている不倫カップルもいるでしょう。なかにはビジネスのメッセージを装うために、敬語でやり取りしているケースも考えられます。
Slack(スラック)
Slack(スラック)はChatworkと同様にビジネスシーンで用いられる傾向にあるメッセージアプリです。そのため、Chatworkと同じくビジネス相手とのメッセージを装うとする不倫カップルが利用している可能性があります。
Skype(スカイプ)
Skype(スカイプ)はマイクロソフトが提供しているメッセージアプリです。2004年の発表以来、ビジネスをはじめ幅広いシーンで活用されています。
Skypeを不倫相手とのコミュニケーションに用いることで、パートナーにバレるのを防ごうとする人もいるでしょう。また、Skypeであれば有料で固定電話や携帯電話への通話も可能です。
Time Tree(タイムツリー)
Time Tree(タイムツリー)はカレンダーアプリのひとつです。Time Treeには共有機能が備わっているため、不倫カップルが互いのスケジュールを共有する際にも用いられます。Time Treeはメッセージのやり取りこそできないものの、スケジュールを通じて互いの予定を判断できます。タイミングがあえば日時の調整をしなくとも、Time Treeで会う日付を決めている不倫カップルもいるでしょう。
Discord(ディスコード)
Discord(ディスコード)はアメリカで開発されたコミュニケーションサービスです。Discordにはチャット機能や音声通話、ビデオ通話などの機能が備わっています。招待制のサーバー機能があるため、不倫相手を招待して他にバレずにコミュニケーションを取れてしまいます。
Discordはゲームの際のコミュニケーションツールとして使用されるケースが多くあります。そのため、ゲームが趣味の不倫カップルであれば、Discordでコミュニケーションを取っているかもしれません。
PayPayのチャット機能
決済サービスとして幅広いユーザーを抱えているのがPayPayです。PayPayは他のユーザーに残高を送金する機能が備わっています。
送金の際には、チャット機能としてメッセージの送信が可能です。PayPayのチャット機能を使用して、パートナーが不倫相手にメッセージを送っている可能性があります。
PayPayであれば、通常の決済サービスとしてインストールしていると偽ることもできるため、コミュニケーションツールとして使用している不倫カップルもいるでしょう。また、パパ活相手の女性への送金や、やりとりに使用している可能性もあります。
Gmailの下書き保存(共有アカウント)
Gmailも不倫相手との連絡方法として用いられます。不倫相手とのやり取りで用いる際は、Gmailの下書き保存機能を利用している可能性があります。
不倫カップルだけがログインできるGoogleアカウントを作成してパスワードを共有すれば、Gmailの下書きメッセージを通じてやり取りが可能です。直接メッセージのやり取りが行われないため、証拠を残したくないという不倫カップルが使用している可能性があるでしょう。
不倫相手と連絡しているかどうか見破る3つの方法
不倫相手と連絡しているかどうかを見破る方法として以下が挙げられます。
- スマホの扱いをチェックする
- 予測変換を確認する
- 知らないトークアプリが入っていないか確認する
まずはスマホの扱いから確認してみましょう。
スマホの扱いをチェックする
パートナーが不倫相手と連絡しているかどうかを見破るには、スマホの扱いをチェックしてみましょう。例えば以前よりもスマホに触れる機会が増えた、スマホをトイレや浴室に持ち込むようになったという場合は、不倫相手とやり取りしている可能性があります。
また、不倫相手からのメッセージ通知が表示されるのを防ぐために、画面を下にしてスマホを置くようになるのも、不倫相手とやり取りしている可能性が考えられるでしょう。
予測変換を確認する
パートナーがスマホに文章を打っている際などに、どのような予測変換が表示されているかを確認してみましょう。パートナーはLINEをはじめとしたアプリのメッセージ履歴や、発着信履歴を削除している可能性があります。
しかし、予測変換はクリアしていない人も多くいます。そのため、予測変換機能でどのような言葉が表示されるか確認してみましょう。例えば「あ」の予測変換として「愛してる」「会いたい」「会える?」などが表示された場合、不倫を疑われます。
知らないトークアプリが入っていないか確認する
パートナーのスマホに見慣れないトークアプリが入っている場合、不倫相手とのメッセージに使用している可能性があります。
自分とのやり取りで使用していないトークアプリが入っているのであれば、不倫相手とやり取りするためだけにインストールしているかもしれません。充電が切れたなどの理由でパートナーのスマホを借りて、アプリを確認してみましょう。
先述したとおり、Time TreeやPayPayといったトークアプリ以外のアプリを利用して不倫相手とやり取りしているケースもあります。DM機能やメッセージ機能がついたアプリが入っている場合は注意が必要です。
相手のスマホを勝手に見る3つのリスク
相手のスマホを勝手に見ることは次のようなリスクにつながりかねません。
- 違法行為になるリスク
- 相手にバレるリスク
- 精神的な負担になるリスク
いずれのリスクも自身に大きな負担をかけてしまいます。
違法行為になるリスク
結婚しているパートナーであってもスマホを無断で見ることは違法行為になりかねません。例えば、パートナーがスマホやアプリにロックをかけているにも関わらず、パスワードを不正に入手して解除した場合、不正アクセス禁止法に抵触しかねません。不正アクセス禁止法の罰則は次のとおりです。(※2)
- 不正アクセス行為:3年以下の懲役または100万円以下の罰金
- 不正アクセス行為を助長する行為:1年以下の懲役または50万円以下の罰金
- 他人の識別符号を不正に取得・保管・入力要求する行為:1年以下の懲役または50万円以下の罰金
違法行為に問われてしまった場合、自身が罰則を科せられるためパートナーの不倫調査どころではありません。
相手にバレるリスク
パートナーが不倫相手にメッセージを送っていないのか確認するためには、相手のスマホを調べる必要があります。違法行為を避けようとパートナーからスマホを借りようとしても、相手にバレる可能性があるでしょう。
不倫相手とのメッセージを探していることが相手にバレてしまうと、証拠をすべて削除される恐れがあります。証拠が削除されてしまっては不倫の裏付けが難しくなってしまいます。
また、万が一、パートナーが不倫していなかった場合、夫婦関係の悪化につながりかねません。
精神的な負担になるリスク
パートナーのスマホから不倫相手とのやり取りを見つけられたとしても、精神的な負担になる恐れがあります。パートナーと不倫相手のメッセージが生々しいと、ストレスの種になってしまうでしょう。場合によっては、パートナーと不倫相手との性行為の画像などを目にしてしまうかもしれません。
パートナーと不倫相手とのやり取りを目にしたことで精神的な負担を感じた場合、精神疾患を患ってしまう恐れすらあります。
浮気発覚後に話し合いを有利に進めるには
パートナーの浮気が発覚した場合、今後夫婦関係をどうするのか話し合うのが一般的です。話し合いを有利に進めるためには、次のようなポイントを押さえておきましょう。
- すぐに問いたださない
- 小さな証拠でも逃さず確保しておく
- 効力の高い証拠の確保は探偵に依頼する
すぐに問いたださない
パートナーの浮気が判明したら、すぐにでも問いただしたくなるでしょう。しかし、すぐに問いただしてしまうと、相手にはぐらかされる可能性があります。特に浮気の証拠が集まっていない状態で問いただしてしまうと、その後に証拠隠滅を図られてしまいます。
また、浮気発覚後はパートナーや不倫相手へのイライラが高い状態にあるでしょう。イライラした状態ではパートナーに強くあたってしまいトラブルになりかねません。
小さな証拠でも逃さず確保しておく
パートナーと浮気について話し合うためには、浮気の証拠が欠かせません。先述のとおり、浮気の証拠がないままでは、パートナーに言い逃れをされてしまうでしょう。パートナーの言い逃れを防ぐためにも、小さな証拠であっても確保しておくことが大切です。
一般的にパートナーの浮気を証明する証拠として高い効力を発揮するのは、不貞行為(肉体関係)が分かる写真や動画です。しかし、不貞行為を証明できる決定的な証拠を押さえるのは簡単なことではありません。
下記のような小さな証拠であっても、集めれば浮気の証拠として機能するため、必ず確保しておきましょう。
- パートナーと不倫相手とのメッセージの写真
- パートナーが不倫相手と行ったであろうホテルの領収書
パートナーと不倫相手とのメッセージの写真
パートナーと不倫相手とのメッセージも浮気の証拠として機能します。特に肉体関係にあることが分かるメッセージであれば、証拠としての高い機能が期待できるでしょう。
メッセージを証拠とする際は、前後のメッセージも写真に収めることが大切です。前後のメッセージによっては肉体関係とは異なる文脈の可能性があります。
また、メッセージはスクリーンショットではなく、自分のスマホで写真や動画で収めましょう。スクリーンショットでは捏造を疑われる恐れがあります。
パートナーが不倫相手と行ったであろうホテルの領収書
パートナーが不倫相手と行ったであろうホテルの領収書も集めておきましょう。ホテルの領収書や飲食店の領収書などは、単体では証拠として効力が期待できません。しかし、複数の証拠を組み合わせることで効力を発揮する場合があります。
効力の高い証拠の確保は探偵に依頼する
効力の高い証拠を確保するためには、探偵に依頼するのがおすすめです。個人では、パートナーと不倫相手が肉体関係にあることを示す証拠を集めるのは難しいでしょう。また、もし集められたとしても、強い精神的苦痛を覚える可能性もあります。
探偵であれば尾行や張り込みなどさまざまな技術を用いて、個人では集めづらい決定的な証拠の収集につなげてくれます。
探偵であれば法的リスクも回避できる
個人でパートナーの不倫の証拠を集めようとする場合、法的リスクに抵触しかねません。一方、探偵であれば法的リスクを回避して調査を進めてくれます。
個人で尾行や張り込みをした場合、ストーカー規制法に抵触する恐れがあります。しかし、探偵業届出を都道府県公安委員会に提出している探偵であれば、依頼内容に応じた尾行、張り込みが可能です。
しかし、これはあくまで探偵業届出を公安委員会に提出している探偵です。未提出の探偵は尾行、張り込みは認められません。届出未提出の探偵は法的リスクだけでなく、相場を大幅に上回る金銭の要求など、さまざまなトラブルに発展する可能性があります。
探偵への不倫・浮気調査を依頼する場合はくれぐれも注意しましょう。
パートナーと不倫相手との連絡方法を把握しておこう
パートナーが不倫相手と連絡を取る方法はさまざまです。例えばLINE、カカオトーク、Facebookメッセンジャーといったメッセージアプリはもちろんのこと、Time TreeやPayPayのチャット機能といったメッセージアプリ以外でもやり取りしているケースもあります。
パートナーの不倫が疑われる場合は、小さな証拠であっても集めておきましょう。すぐに問い詰めてしまうとトラブルになりかねません。小さな証拠に加えて、探偵に依頼して決定的な証拠を集めておくことも大切です。パートナーと不倫相手のメッセージなどを集めておきましょう。
探偵に調査を依頼すれば、法的リスクを避けたうえで決定的な証拠収集を実現してくれます。