ビジネスマンには出張がつきものです。なかには、出張中に不倫をする人もいます。出張先で不倫が起きやすい理由としては、独身時代の開放感を思い出すほか、パートナーにバレづらい、嘘をつきやすいなどが挙げられます。
出張先でパートナーが不倫をしている場合は、不倫の証拠を確保しましょう。
この記事では、出張で不倫をしてしまう理由や不倫を防止する方法などを詳しく解説します。
- なぜ出張で不倫が起きやすいのか
- 出張先での不倫を見破る方法
- 出張中に不倫していた場合の対処法
出張で不倫が起きやすい理由

出張で不倫が起きやすい理由は主に次のとおりです。
- 独身時代の解放感を思い出す
- パートナーに生活がバレづらい
- 嘘をつきやすくなる
- 飲み会への参加が増える
- 宿泊先に不倫相手を呼びやすい
出張という少し非日常的な状況に、上記のような理由が加わることで不倫が起きやすくなってしまいます。
独身時代の解放感を思い出す
出張先では、普段の生活リズムや責任から一時的に解放されることがあります。とくに長期間同じパートナーと生活している場合、出張先での自由な時間は独身時代のような解放感を思い出す人も多いでしょう。この解放感が新たな出会いを生むきっかけとなり、不倫につながる可能性があります。とくに普段は欲求や感情を抑えている人の場合、出張という環境の変化で解放感を感じやすいでしょう。
パートナーに生活がバレづらい
パートナーに生活がバレづらいという点も、出張で不倫が起きやすい理由の一つです。とくに海外への出張や長期の滞在の場合、パートナーの行動を把握するのが難しくなります。
このように浮気行為を隠しやすい環境が整ってしまうため、パートナーに気づかれずに不倫関係を築きやすくなります。
嘘をつきやすくなる
出張中は仕事の忙しさや普段とは異なる環境から、つい嘘をつきやすくなります。例えば、不倫相手との時間を確保するために、出張のスケジュールを曖昧にしたり具体的な行動計画を隠したりすることもあるでしょう。
パートナーとして普段の仕事スケジュールはなんとなく把握していたとしても、出張中のイレギュラーなスケジュールは把握できません。
飲み会への参加が増える
出張中は接待や懇親会などの飲み会に参加する機会が増えます。こうした場では、同僚や取引先との親睦を深めるためにお酒が進みやすく、お酒の影響で浮気につながる可能性が高まってしまうでしょう。アルコールは判断力を鈍らせ、普段は抑えている欲求や感情が表面化しやすくなります。また、飲み会後に一緒に帰ることで関係性が深まりかねません。
宿泊先に不倫相手を呼びやすい
出張の宿泊先がビジネスホテルやシティホテルの場合、不倫相手を呼びやすくなります。飲食店のように開かれた空間ではなく、ホテルの部屋というプライベートな空間であれば、第三者に見られるリスクが低く、秘密裏に関係を続けやすいでしょう。なかにはビジネスホテル、シティホテルではなく、不倫相手とラブホテルに宿泊するケースもあります。
出張での不倫を見破る方法
パートナーが出張先で不倫をしていないかどうかは、次のような方法で見破れる可能性があります。
- 持ち物に変化がないかチェックする
- 不審なレシートやポイントカードをチェックする
- 給与明細をチェックする
持ち物に変化がないかチェックする

出張から帰宅した際、パートナーの持ち物に変化がないかを確認しましょう。例えば持ち物の中に見覚えのない小物やお土産が混ざっているのであれば、不倫相手からのプレゼントの可能性があります。
また、不倫をしている人は日頃の持ち物や趣味に変化が現れる傾向にあります。服や髪型の趣味が変わった、見かけない下着が増えたといった場合、不倫相手の好みに合わせている可能性があるでしょう。
不審なレシートやポイントカードをチェックする
出張先での飲食や買い物のレシート、クレジットカードの明細を確認することで、パートナーが本当にビジネス関連の支出をしているのかを判断できます。不審な支出が多い場合や、通常の出張費用とは異なる高額な支出が見られる場合は、不倫の可能性が高まります。また、レストランやカフェのレシートにカップル向けのメニューが含まれていたり、ポイントカードが複数所有されていたりする場合も注意が必要です。
レシートやポイントカードをチェックする際は、相手にバレないことが大切です。例えばゴミ箱に捨てられたレシートをチェックする程度に留めておきましょう。
給与明細をチェックする
出張手当や交通費が給与明細に反映されているかを確認しましょう。明細と実際の出張スケジュールが一致しているかどうかをチェックすることで、不審な点を見つけやすくなります。例えば、出張日数と交通費が噛み合わない場合や、出張先での宿泊費が異常に高額である場合、不倫のために嘘をついている可能性があります。給与明細は、出張の真偽を確認するための有力な手がかりとなります。
しかし、レシート、ポイントカードと同じく、給与明細をチェックすると相手にバレる恐れがあるので注意しましょう。
出張先で不倫させない方法
パートナーに出張先で不倫させないためには、次のような方法を試してみましょう。
- 宿泊先を聞いておく
- 出張のスケジュールを聞いておく
- 夜に電話してみる
宿泊先を聞いておく
出張前に、宿泊先のホテルやその所在地をパートナーに確認しておきましょう。具体的な宿泊先を把握しておくことで、不審な点があった場合にすぐに対処できます。また、宿泊先を共有することで、パートナーに「見られている」という意識を持たせ、不倫行為を思いとどまらせる効果も期待できるでしょう。透明性を高めることで、パートナーが不倫行為に走るハードルを上げることができます。
出張のスケジュールを聞いておく
出張中の宿泊先だけでなく、会議や商談の時間、訪問先など、具体的なスケジュールや詳細を事前に共有してもらいましょう。出張の実態を把握できれば、不審な点があった場合に早期に発見しやすくなります。
また、パートナーにスケジュールを伝えることで、出張中の行動に対する透明性が高まり、不倫行為を抑制する効果が期待できます。
夜に電話してみる

出張中の夜にパートナーに電話をかけて、その時点での行動を確認してみましょう。不倫相手と一緒にいるような気配が感じられる場合は、さらなる調査が必要です。定期的なコミュニケーションを取ることで、パートナーに対して「見られている」という意識を持たせ、不倫行為を思いとどまらせる効果があります。また、夜の電話は出張中のパートナーの行動をリアルタイムで把握する手段として有効です。
出張中に不倫している場合の対処法
さまざまな方法で不倫を防ごうとしても、パートナーによっては効果が期待できない可能性があります。万が一、パートナーが出張中に不倫をしているのであれば、次のような方法で対処してみましょう。
- 同僚に確認してみる
- 宿泊先に確認してみる
- 証拠を収集する
同僚に確認してみる
パートナーが出張先でどのような行動を取っていたのか、パートナーの同僚にさりげなく確認してみましょう。直接的な問いかけは避け、会話の中で出張先での出来事について尋ねることで、自然な形で情報を得られます。同僚から得た情報をもとに調査を進め、不倫の有無を確認しましょう。
なお、同僚にパートナーの不倫については伝えないことがポイントです。不倫について伝えると次のようなリスクにつながります。
- 名誉棄損になり得る
- パートナーのキャリアに影響が及ぶ
プライバシーの侵害になり得る
パートナーの不倫が事実であっても、不特定多数の人に伝えて貶める行為は名誉毀損に当てはまります。名誉毀損に問われると、3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金が科せられる可能性があります。(※1)
div id=”quote-001″ class=”wp-block-sgb-sanko”> ※1 e-Gov法令検索「刑法」第二百三十条(名誉毀損)https://laws.e-gov.go.jp/law/140AC0000000045#Mp-Pa_2-Ch_34-At_230パートナーのキャリアに影響が及ぶ
不倫の事実が同僚から企業の管理職にまで広がってしまうと、パートナーのキャリアに影響が及びかねません。例えば、不倫が原因で降格する可能性もあるでしょう。パートナーと離婚をせず夫婦生活を続ける場合、降格によって収入が下がり、家計に大きな打撃を与えてしまいます。
宿泊先に確認してみる
宿泊先のホテルに連絡し、パートナーの滞在状況を確認することも一つの方法です。ホテルのルームサービスの利用記録やチェックイン・チェックアウトの時間を確認することで、出張中の行動を把握できます。ただし、プライバシーの観点から情報が限定されることが多いため、あくまで参考程度に留めることが重要です。不審な点があれば、さらに調査を進める必要があります。
証拠を収集する

パートナーが出張先で不倫しているかどうか、具体的な証拠を収集しましょう。パートナーが不倫をしている場合、不倫相手に対して慰謝料を請求可能です。慰謝料を請求するには証拠が欠かせません。
パートナーの不倫の証拠として効力を期待できるのが、2人がラブホテルに入室する写真です。不貞行為を証明するには、2人に肉体関係があることを示す必要があります。しかし、肉体関係を示す直接的な写真を入手するのは極めて困難です。そのため、ラブホテルに入退室する写真で関係性を示しましょう。
なお、写真には日時が表示されるよう設定し、ラブホテルを利用した日付や、入室から退室までの時間が明確にわかるようにしておくことが望ましいでしょう。
不倫の証拠は探偵に収集を依頼するのがおすすめ
パートナーの不倫の証拠は自力でなく、探偵に収集を依頼するのがおすすめです。探偵に証拠収集を依頼する場合、メリットと選び方を押さえておきましょう。
出張先での不倫の証拠収集を探偵に依頼するメリット

探偵にパートナーの出張先での不倫の証拠収集を依頼するメリットは次のとおりです。
- 出張先でも不倫調査できる
- パートナーや不倫相手にバレるリスクが少ない
- 法律に抵触する恐れがない
出張先でも不倫調査できる
出張中の不倫調査を自力で行うには、自らも出張先に向かうなど、手間や時間がかかります。しかし、プロの探偵であれば、効率的に調査を行うノウハウを持っています。地理的な制約や時間の制限があっても、尾行や監視、写真・動画の撮影などによって、パートナーの行動を追跡可能です。
また、出張先での不審な行動や、定期的なコミュニケーションの不足など細かな点にも注目し、確実な証拠を収集します。
パートナーや不倫相手にバレるリスクが少ない
自分で調査を行うと、パートナーや不倫相手に気づかれるリスクが高まります。不自然な行動や監視がパートナーに疑念を抱かせ、調査自体を妨害される可能性もあります。
対照的に、プロの探偵は高度な技術と経験を駆使して、目立たずに調査を進めます。専門的な装備や隠密行動により、パートナーや不倫相手にバレることなく証拠を収集することが可能です。これにより、ストレスや不安を最小限に抑えながら、確実な証拠を手に入れることができます。
法律に抵触する恐れがない
不倫調査を自分で行う際、プライバシーの侵害や違法な手段を用いるリスクがあります。例えば、無断でスマートフォンを覗き込んだり、盗聴や盗撮を試みたりすると、法律に抵触する可能性が高まります。
違法に収集した証拠は、裁判などの法的手続きで無効とされるばかりか、逆に自身が法的責任を問われるリスクもあります。一方、探偵は法律を遵守しながら調査を行うため、違法な手段に頼ることなく、合法的に証拠を収集します。そのため、後々の法的手続きでも安心して証拠を活用することができます。
調査終了後に専門家を紹介してもらえる
調査が終了した後のサポートも、探偵に依頼する大きなメリットです。不倫の証拠が揃った後、次にどのように対処すべきか迷うことが多いですが、探偵はその後のプロセスについてもアドバイスを提供します。依頼先の探偵事務所によっては、弁護士やカウンセラーなどの専門家を紹介してもらえるため、法的手続きや心理的サポートをスムーズに受けられるでしょう。
また、調査報告書を基にした具体的な対策や解決策についても相談できるため、問題解決への道筋が明確になります。これにより、精神的な負担を軽減しながら次のステップに進むためのサポートを受けることができます。
出張先の不倫調査に適した探偵の選び方
パートナーの出張先での不倫調査に適した探偵は次のような観点から選びましょう。
- 不倫調査を得意としている
- 料金体系が明確
- 探偵業の届出標識を掲示している
不倫調査を得意としている
不倫調査は高度な技術と経験を必要とします。とくに出張先では、異なる地域での調査が求められるため、幅広い知識と柔軟な対応力を持つ探偵を選ぶことが重要です。
不倫調査を専門としている探偵は、証拠収集の方法や調査手法に精通しており、効率的かつ確実に調査を進めることができます。また、過去の実績や成功事例を確認することで、その探偵がどれほど信頼できるかを判断する材料になるでしょう。
料金体系が明確
探偵を選ぶ際に重要なポイントの一つが料金体系の明確さです。調査費用について事前にしっかりと説明してくれる探偵を選ぶことで、後々のトラブルを避けることができるでしょう。料金体系が明確であれば、追加料金や隠れた費用についても事前に把握でき、予算に応じた調査プランを選ぶことが可能です。
また、費用対効果を考慮したサービス内容を提供しているかどうかも確認ポイントです。透明性のある料金体系を持つ探偵は、信頼性が高く、安心して依頼できる証拠となります。
探偵業の届出標識を掲示している
探偵は探偵業の届出を管轄の公安委員会に提出しなければなりません。さらに、届出を提出したのであれば、事務所やホームページに探偵業の届出標識を掲示する必要があります。掲示していない探偵に依頼した場合、法外な料金の請求や無責任な調査など、トラブルにつながりかねません。
探偵業の届出標識にフォーマットはないものの、次のような内容が盛り込まれている必要があります。
- 届出書を提出した公安委員会
- 届出書の受理番号
- 届出書を提出した年月日
- 商号、名称または氏名
- 営業所の名称
- 営業所の所在地
- 営業所の種別
- 広告または宣伝をする場合に使用する名称
パートナーの出張先での不倫は早期に証拠を収集しよう
出張は独身時代の解放感を思い出す、配偶者に生活がバレづらいなどの理由で、不倫をしてしまう人もいます。パートナーに出張先で不倫させないためには、宿泊先を聞いておく、出張のスケジュールを聞いておくなど、出張先での行動を把握しておきましょう。
しかし、どんなに対策を講じても出張先で不倫をしてしまう場合もあるでしょう。パートナーが不倫をしている場合は、まずが不倫の証拠を確保することが先決です。
探偵に不倫の証拠収集を依頼する場合は、不倫調査を得意としている、料金体系が明確などの観点に立って業者を選びましょう。あわせて、探偵業届出の標識も確認しておくと安心です。