共働きの妻は浮気しやすい?浮気してしまう理由や対処法を解説

共働きの妻は浮気しやすい?浮気してしまう理由や対処法を解説

現代では夫婦ともに職に就いている共働き世帯が多くなっています。厚生労働省の発表によれば2022年の共働き世帯数は1,262万世帯で、1980年の614万件を大幅に上回っています。(※1)共働き夫婦の場合、夫だけでなく妻も職場でさまざまな人と交流しています。

そのため、専業主婦よりも夫以外の異性と触れ合う機会も多くなるかもしれません。

このような際に注意したいのが妻の浮気です。この記事では、共働きの妻が浮気してしまう理由や対処法、注意点などを解説します。妻の浮気が疑われるという場合はチェックしてみましょう。

この記事を読んでわかること
  • 共働きの妻が浮気してしまう理由
  • 妻の浮気を見抜く10の方法
  • 浮気をしている妻への対応方法

共働きの妻が浮気してしまう5つの理由

共働きの妻が浮気してしまう理由は大きく次のとおりです。

  • 異性と出会うきっかけが多い
  • 金銭的な余裕がある
  • 仕事を理由に浮気の時間を確保しやすい
  • パートナーと生活リズムがずれる
  • 育児のサポートを得やすい

いずれも職場に出ている妻だからこそ考えられる理由です。ここでは、共働きの妻が浮気してしまう5つの理由を詳しく解説します。

1. 異性と出会うきっかけが多い

1. 異性と出会うきっかけが多い

共働きで自らも社会に社会に出ている妻は、職場で夫以外の異性と出会う頻度が高いでしょう。職場によっては男女比の男性に傾いている可能性もあります。

異性と出会うきっかけが多いということは、その分、関係が発展する可能性がある異性が多く潜んでいるリスクが高まります。職場であれば頻繁に顔を合わせてコミュニケーションを図るため、短い時間で親密になりかねません。

2. 金銭的な余裕がある

共働きの妻であれば、専業主婦よりも金銭的な余裕があるでしょう。特に夫婦で財布を別にしている場合、夫は妻がどれくらい稼いでいるのかの判断が難しくなります。ある程度自分の自由にできるお金があれば、不倫相手に送るプレゼントや不倫相手と会う際に身に着ける下着などを夫にバレずに購入できます。

男性のなかには、金銭的に余裕のある女性に対して好意を抱く人もいます。このような人にとっては共働きで収入のある女性は魅力的に映るでしょう。

3. 仕事を理由に浮気の時間を確保しやすい

共働きの妻は仕事を理由に浮気の時間を確保しやすいでしょう。仕事を口実に浮気相手と会えるため、パートナーにバレる確率は低く、人によっては浮気に対してのハードルが下がる可能性があります。

特に浮気相手が同僚の場合、より仕事を浮気の口実にしやすくなります。

4. パートナーと生活リズムがずれる

共働きの場合、夫婦間の生活リズムがずれる可能性があります。例えば、夫が土日祝日休みなのに対して妻がシフト制の場合、どうしてもお互いの休日がずれてしまいます。

生活リズムのズレにより夫婦のコミュニケーションやスキンシップが減少すると、妻の関心がほかの異性に移ってしまうこともあるでしょう。

5. 育児のサポートを得やすい

子供がいる専業主婦の場合、浮気をしようとしても育児を頼むのが難しいでしょう。一方、共働き夫婦の場合、仕事を理由に自身の両親などに育児のサポートが得やすくなります。そのため、浮気に対しての抵抗が減り、夫以外の異性に走ってしまうでしょう。

共働きの妻の浮気を見抜く10の方法

共働きの妻の浮気を見抜くには次のような10の方法を試してみましょう。

  • 家のことがおざなりになる
  • スキンシップを拒否する
  • やたらと予定を聞いてくる
  • スマホの扱いが変化している
  • 身だしなみが変化する
  • 残業・休日出勤の変化
  • 車に乗せてくれなくなった
  • カマをかけたら全力で否定した
  • 帰宅後にすぐにシャワーを浴びる
  • 態度が変化する

上記のうちいずれかに当てはまれば浮気の可能性が高まります。複数の方法を試してみましょう。

1. 家のことがおざなりになる

1. 家のことがおざなりになる

共働き夫婦の場合、家事や育児を分担しているのが一般的です。妻が浮気していると、家事や育児がおざなりになる可能性があります。浮気はお金も時間もかかる行為です。そのため、浮気相手と会う時間を確保するために家のことに手をかけなくなり、部屋が片付いていない、洗濯物が溜まっているなどの変化が現れるようになります。

2. スキンシップを拒否する

夫からのスキンシップを拒否するケースは、浮気をしている妻にありがちな行動です。浮気中の妻の場合、ほかの男性と肉体関係にあるため、性的な欲求は満たされています。

さらに、ほかの男性に思いを寄せているため、夫に触れられることに不快感を感じる人もいるでしょう。その結果、夫からのスキンシップを拒否してしまいます。

3. やたらと予定を聞いてくる

先述のとおり、浮気相手と関係を続けるためには、会う時間を確保しなければなりません。そのため、浮気している妻は夫の予定を聞いて浮気相手との時間を確保しようとします。特に用心深い妻であれば、何度も念押しで予定を聞いてくるでしょう。

4. スマホの扱いが変化している

浮気をしているとスマホの取扱いに変化が現れます。以前は必要以上にスマホに触れることがなかった妻であっても、浮気をきっかけにひんぱんにスマホを触るようになります。

ひんぱんにスマホを触る理由は人それぞれですが、浮気相手との連絡、夫にスマホを触られたくないなどがあります。例えばスマホをトイレやお風呂にまで持ち込むようになった、浮気相手からの通知を隠すためにスマホの画面を下に置くようになったという場合は、浮気を疑ってみましょう。

5. 身だしなみが変化する

身だしなみの変化も浮気をしている人の特徴です。服装や下着などが浮気相手の好みに変化する女性もいます。また、髪型が変わったり、アクセサリーの種類が増えたりといった変化が見られる場合もあるでしょう。

妻が前よりもお洒落になった、雰囲気が変わったという場合は注意が必要です。

6. 残業・休日出勤の変化

共働きの妻の場合、残業や休日出勤が増えることもあります。このうち、実際に残業や休日出勤をしているのは数回で、残りは浮気相手と会うための口実である可能性が高いでしょう。

あまりにも残業や休日出勤が多いのであれば、妻の給与明細を確認することをおすすめします。残業、休日出勤には手当が付与されるため、平時よりも給与は高くなるでしょう。もし給与の額に変化がない場合、残業や休日出勤は浮気のための嘘かもしれません。

7. 車に乗せてくれなくなった

7. 車に乗せてくれなくなった

車を所有している妻が、ある日を境に車に乗せてくれなくなったという場合、それは浮気が原因の可能性があります。また、次のような変化が現れた場合も注意が必要です。

  • 車をこまめに掃除するようになった
  • 助手席に位置が変わっている
  • 車での外出が増えた

例えば、車をこまめに掃除するようになったのは、髪の毛や忘れ物など浮気相手を乗せた痕跡を消すためかもしれません。

妻の車の扱いに変化が現れた場合は、ほかにおかしいところはないか注意深く観察してみましょう。

8. カマをかけたら全力で否定した

妻が浮気をしている場合、思い切って質問をするのも効果的です。「こないだ〇〇にいたって友達が言っていた」とカマをかけた質問をした際、必要以上に全力で否定した場合は要注意です。特に普段は冷静な妻が全力で否定し饒舌になった場合、浮気の可能性が考えられます。

また、図星の場合、必要のない情報を提供してその場をしのごうとする人もいます。必要のない情報であっても可能な限り覚えておきましょう。後日、質問することで回答のほころびが生まれる可能性が高いためです。

9. 態度が変化する

妻が浮気している場合、夫や家族への態度に変化が現れます。夫に対して以前よりも強く当たるようになる人もいれば、浮気の罪悪感から急に優しくなる人もいるでしょう。いずれのケースであっても浮気が原因の可能性があります。

妻の態度に変わったところがないかを観察してみましょう。

浮気をしている共働きの妻への対応方法

共働きの妻の浮気が疑われた場合、次のような対応を取りましょう。

  • 浮気の証拠を集める
  • 今後について話し合う
  • 離婚や慰謝料請求を検討する

今後について話し合う場合、離婚・慰謝料請求を検討する場合、いずれにおいても証拠を集めておくことが大切です。

浮気の証拠を集める

浮気の証拠を集める

まずは妻が浮気していることを示す証拠を集めましょう。浮気の証拠と聞いて、先述のような給与明細を考える人もいるかもしれません。しかし、本人が申告した残業、休日出勤と実際の給与明細のズレでは浮気の証拠としては機能しません。

一般的に浮気の証拠として認められるのは、不貞行為(肉体関係)にあることが分かる物です。例えば次のような物が挙げられます。

  • 不貞行為を捉えた写真や動画
  • 妻と浮気相手がラブホテルに入室している写真
  • 妻や浮気相手が不貞行為、浮気を自白する音源
  • 不貞行為が分かるメッセージのやり取り

不貞行為を捉えた写真や動画は浮気の証拠として決定的です。しかし、このような写真、動画を入手するのは困難です。そのため、ラブホテルに入退室している写真や不貞行為が分かるメッセージのやり取りなどを証拠として集めましょう。

一方、妻が浮気相手と一緒に行った飲食店、ホテルの領収書などは、不貞行為を立証できないため証拠として機能しません。

今後について話し合う

妻が浮気している証拠を集めたら、今後について話し合いましょう。特に妻と夫婦関係を再構築したいのであれば、話し合いの場を設けることが重要です。話し合いの際は浮気されたことで傷ついたこと、夫婦関係を再構築したいことを伝えましょう。

今後について話し合う際は、自分の思いばかりを伝えるのは避けましょう。一方的に感情をぶつけてしまうと、妻がストレスを感じて反発しかねません。

妻の浮気には、大なり小なり理由があるはずです。なぜ浮気してしまったのかを冷静にヒアリングして、今後改善できる点は改善していく姿勢を見せましょう。

夫婦関係を再構築する際は誓約書が有効

妻と話し合い、夫婦関係を再構築させるのであれば、浮気の誓約書を作成しましょう。浮気誓約書を作成することで、浮気相手との関係解消や浮気の再発を防止可能です。

例えば「再度浮気した場合は〇〇」といったペナルティを設けることで、妻に釘をさせます

誓約書は公正役場にて公正証書として作成しましょう。公正証書として作成することで誓約書の効力をより高められます。

離婚や慰謝料請求を検討する

妻の浮気を理由に離婚や慰謝料請求を検討している人もいるでしょう。慰謝料は妻だけでなく、浮気相手に対しても請求可能です。

浮気を理由に離婚や慰謝料請求をするのであれば、不貞行為を証明できる確実な証拠を準備しておきましょう。

男女差は慰謝料に影響しない

浮気をした妻に対して慰謝料を請求する場合と、浮気をした夫に対して慰謝料を請求する場合、いずれも請求額に差はありません。慰謝料の額に男女差はないため、相場に沿った慰謝料を請求できるでしょう。

慰謝料の額を左右する要素は性別ではなく、次のような要素です。

  • 子供の有無:子供がいた場合、慰謝料が高くなる傾向にある
  • 浮気の期間:浮気していた期間が長い方が慰謝料は高くなる傾向にある
  • 浮気の回数:浮気の回数が多い方が慰謝料は高くなる傾向にある
  • 婚姻期間:婚姻期間が長い方が慰謝料は高くなる傾向にある
  • 浮気前の夫婦関係:浮気前の夫婦関係が良好な場合、慰謝料は高くなる傾向にある

また、浮気相手が十分な資産を持っている場合や夫が精神的苦痛を感じた場合、慰謝料は相場を超える可能性があります。

慰謝料は高くなるだけではありません。次のようなケースでは、相場より慰謝料が低くなる恐れがあるでしょう。

  • 離婚を前提としていた
  • 別居をしていた(家庭内別居含む)

慰謝料を請求できるのは、浮気前の夫婦関係が破綻していない場合に限られます。

浮気をしている妻へのNG行動

妻が浮気をしている場合、次のような行動は避けましょう。

  • 感情的になる
  • 証拠を集める前に話し合う
  • 浮気相手と対峙する
  • 妻の職場に浮気を吹聴する
  • 仕事を強引に辞めさせる

上記のような行動を取ってしまうとトラブルにつながりかねません。

感情的になる

感情的になる

妻と話し合う際、感情的になるのは避けましょう。感情的になってしまうと、相手までヒートアップして口論に発展する可能性があります。口論に発展した結果、関係の再構築が難しくなりかねません。感情的にならずに冷静に対応しましょう。

証拠を集める前に話し合う

話し合う際は、冷静さを保つだけなくタイミングも重要です。話し合うタイミングは証拠を集めてからにしましょう。証拠を集める前に話し合おうとすると、浮気を問い詰めた際に妻からシラを切られてしまいます。

さらに話し合い後、浮気相手と相談して証拠を隠滅する恐れすらあります。証拠を隠滅されてしまうと慰謝料請求が難しくなるため、十分な証拠を集めてから話し合いに臨みましょう

証拠は出すタイミングも重要

集めた浮気の証拠は、相手に見せるタイミングも重要です。決定的な証拠を出してしまうと、その後、離婚や慰謝料請求の調停時に妻と浮気相手が口裏を合わせて否定する可能性があります。手の内を見せないためにも決定的な証拠の提示は控えましょう

浮気相手と対峙する

妻が浮気していた場合、妻だけでなく浮気相手にも憤りを感じるでしょう。しかし、浮気相手と直接対峙するのは避けるべきです。妻と話し合う際と同じく、感情的になってしまいかねません。

妻の職場に浮気を吹聴する

浮気したからといって、妻の職場に浮気について吹聴するのは避けましょう。プライバシーの侵害に問われ、妻から慰謝料を請求される恐れがあります。(※2)(※3)また、職場に執拗な電話かける行為は威力業務妨害に問われかねません。威力業務妨害に問われると3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科せられてしまいます。(※4

仕事を強引に辞めさせる

仕事を強引に辞めさせる

共働きが浮気の原因と考えて、仕事を強引に辞めさせる行為も避けましょう。仕事を強引に辞めさせようとすると、妻との関係が悪化しかねません。

特に妻と関係を維持したいというケースでは避けるべき行為です。

共働きの妻が浮気をしていたら証拠を集めよう

共働きの妻が浮気をしてしまう理由として、異性と出会うきっかけが多い、金銭的な余裕がある、育児のサポートを得やすいなどの理由が挙げられます。

共働きの妻が浮気をしているかもと思った場合、家のことがおざなりになっていないか、スキンシップを拒否してこないか、態度が変化していないかなどのポイントを押さえて、浮気の有無を確認してみましょう。しかし、感情的になるのは避けましょう。

妻の浮気が分かったら証拠を集めましょう。関係を再構築する場合、離婚や慰謝料を請求する場合、どちらであっても浮気の証拠は欠かせません。