旦那が出会い系アプリ(マッチングアプリ)で浮気?利用する心理と辞めさせる3つの方法

何気なく見えた旦那のスマホに、出会い系アプリのポップ通知が届いていた…。最近スマホを手放さなくなり、夫婦生活も減ってしまった…。こんな変化を感じてしまうと、旦那が出会い系で浮気をしているのでは?と不安になりますよね。

そこで今回は「そもそも既婚者が、出会い系アプリ(マッチングアプリ)に登録できるの?」「旦那が出会い系アプリを利用する心理とは?」のほか、「出会い系アプリを、辞めさせる具体的な方法」など自分でできる浮気調査について解説していきます。

昔に比べて、自分好みの異性を簡単に見つけることができるようになったからこそ、夫がどんな心理で利用しているのか?未然に防ぐにはどうすればいいのかを知り、ぜひ大切な家庭を守るヒントにしてください。

そもそも既婚者が出会い系アプリ(マッチングアプリ)を利用して良いの?

現在恋人や、結婚相手など真剣な恋愛において、欠かすことのできなくなっているマッチングアプリですが、そもそも既婚者が登録できるものなのでしょうか。

実は現在CMなどでも見かける、大手マッチングサービスは、独身で真剣な恋愛をしたい人向けのサービスであり、既婚者の登録自体を禁じています。

こうしたサイトは利用規約の中に「既婚者の登録は禁止、また登録後に既婚者になった場合も同じく利用を禁止する」といった条項が設けられており、真面目な恋愛を望むユーザーを守るために、不倫については厳しい姿勢をとっています。

またマッチングアプリを実際に運営するためには、事業を行う所在地が管轄する警察署長を通して公安委員会へ「インターネット異性紹介事業(参照:警視庁HPより)」の届け出を出す必要があり、サイト側としてもクリーンな運営が求められているのです。

ただいくら「既婚者」の排除を目指しても、登録者側が虚偽の申告をして独身と偽っている場合は、サイト側が全ユーザーの申告の真偽を確かめることは非常に困難です。こういった背景から、サイト側としては既婚者の登録を阻止したいと考えている反面、既婚男性の中にはプロフィールを偽り、登録している場合があるのです。

規約違反で登録している旦那を通報できるの?

それでは旦那のアプリの登録を発見した場合、規約違反のため通報し強制退会といった手段をとることはできるのでしょうか?

出会い系アプリ(マッチングアプリ)を運営する会社は、規約違反をしている人物を通報できるシステムを設けていますが、実際に「この人は既婚者なので、退会させてください」といった趣旨の通報だけでは、一方のみの主張となり、すぐに相手を強制退会させることはできません。

これは片方だけの話を聞いて簡単に強制退会できるシステムだと、実際には問題ないユーザーでも、簡単にアプリ内から削除できてしまうというデメリットを抱えているためです。

この他にも多くのマッチングアプリでは、男性側か有料会員となっているところが多く、サイトとしても大切な顧客を安易に排除できてしまうシステムは大きなリスクが伴ってしまいます。

ただ複数の人物からの通報があった場合や、問題のある行動をとっていると判断された場合は、迅速に強制退会が行われることもあるため、もし旦那のアカウントを突き止めた場合は、過度な期待はせずに通報だけはしておいてもいいでしょう。

旦那が出会い系アプリ(マッチングアプリ)を利用しているかも…。そんな時に知っておきたい知識とは?

スマホを肌身離さず持ち歩くようになった。大手マッチングアプリのポップ通知を見てしまった。まだ確証はもてないけれど、出会い系アプリ(マッチングアプリ)を利用しているかもしれないと感じた時に、知っておきたいこととは何なのでしょうか?

出会い系アプリ(マッチングアプリ)の利用だけでは不倫の証拠にはならない

実は、出会い系サイト(マッチングアプリ)を利用しているという事実だけでは、不倫の証拠にはなりません。

これは法律上の不貞行為とは、「肉体関係」が明確にあったと示す必要があり、例えばホテルから出てくる二人の写真や、探偵事務所の調査報告書が不貞の証拠として扱われます。つまり出会い系アプリで、女性と会ったというだけでは浮気の証拠としては弱くなってしまうのです。

このためもし、出会い系アプリの使用で離婚や慰謝料請求を考えている場合は、すぐに行動に移すのではなく、冷静に証拠を押さえる必要があることを頭に入れておきましょう。

以下の記事では不倫の定義について、わかりやすく説明しています。どこからが不倫になるのかわからないといった場合は参考にしてください。

出会い系アプリ(マッチングアプリ)の利用が即浮気というわけでもない

また旦那がもし出会い系アプリやサイトを使っているとしても、すべての利用が即浮気に繋がるわけではないということも、頭の片隅に入れておきましょう。

こういったサイトを利用する既婚者の中には、家庭に居場所がないと感じて、寂しさを埋めるために、若く綺麗な女性と、食事をしたり話をするだけで満足している場合や、精神的な支えを目的とし、性交渉を伴わないいわゆるセカンドパートナーを探している場合があります。

こうしたアプリやサイトを使っているという事実だけでも、嫌悪感を拭うことは難しいとは思いますが、どんな形にしろサイトを利用しているなら「なぜ利用していたのか?」「どんな利用の仕方だったのか?」をしっかり探ることが大切です。

出会い系アプリ(マッチングアプリ)の違いを抑えておこう

出会い系アプリ(マッチングアプリ)といっても実は、用途によってサイトの登録者層は大きく異なります。

このためもし旦那がマッチングアプリを利用しているかもしれないと不安に感じたり、実際のポップ通知を見てしまった場合は、そのサイトの特色を事前に調べておきましょう。

  • 真剣交際が目的の大手有名婚活アプリ(pairs・タップル・withなど)
  • 最初からパパ活などが目的のアプリ(Love&・Patersなど)
  • 既婚者専用の出会い系アプリ(セパ・既婚者クラブなど)

大手有名マッチングアプリであれば、登録者数が桁違いに多い反面、既婚者の登録はできないため、独身と偽った虚偽のプロフィールで登録しており、不倫相手も騙されている可能性があります。

またこれとは逆に、パパ活系のマッチングアプリであれば、金銭の授受を通した割り切った関係を結んでいる可能性が高まります。また既婚者の登録を前提としたマッチングアプリであれば、夫だけでなく相手側も不倫をしているW不倫である可能性も出てきます。

このためもし不審なポップ通知を発見した場合は、どんな形だったか?どんな色だったか?ということをしっかり覚えておくと、旦那がどんな目的で出会い系アプリを利用しているのか探る手掛かりとなります。

実際に旦那のアカウントを探すことは可能なの?

どの規模のサイトに登録しているか、どのくらい事実を書いているかで、難易度は大きく異なりますが、出会い系アプリ(マッチングアプリ)に自分も登録して旦那を探すことは不可能ではありません。

多くのサイトでは、以下のように様々な視点で相手を絞り込む機能がついています。

  • 身長
  • 年齢
  • 出身地
  • 学歴
  • 年収

特に実際に出会うために重要な居住地の情報は、誤魔化さず書いていることが多いため、本人を特定する大きなヒントとなります。

このほかにも「タバコ」「飲酒」「子どもの希望」「体系」といったさらに細かく検索できるサイトも多く、こういった絞り込みを行い、地道に探していけば何かでヒットし見つけることはできるかもしれません。

ただ、既婚者でこういったサイトに登録している時点で、プロフィールに事実を書いていない場合も多く、この場合は既存の情報だけでたどり着くには非常に難しいということも覚えておきましょう。

旦那が出会い系アプリ(マッチングアプリ)を利用する理由とは?

出会い系アプリの実情と、利用を疑ったら知っておきたいことを学んだところで、そもそも既婚者である夫が、マッチングアプリを利用するのはどんな目的があるのでしょうか?

肉体関係を求めている

出会い系アプリ(マッチングアプリ)を既婚男性が利用する最も大きな目的は、女性との肉体関係を求める場合です。

アプリを使えばすぐに自分好みの女性を検索でき、また実際にお互いがその気になるまで連絡はアプリ内でのメッセージや通話が中心となるため、その分余計な労力を使わずに済みます。

こうした点から肉体関係のみを求める旦那にとって、出会い系アプリ(マッチングアプリ)は自分好みの女性をじっくり吟味でき、お手軽に浮気相手を探せるツールとなっているのです。

家庭以外での癒しが欲しい

こちらの理由は浮気と断定しにくく、非常に厄介な理由です。

子育てや夫婦から家族へという変化から、家庭に安らぎを求められないと感じる男性の一部は、肉体的な関係を求めるのではなく、精神的な癒しを求めてアプリを利用する場合があります。

こういった理由の場合は、肉体関係が伴わないため浮気や不倫と判断することが難しいだけでなく、家庭というものに対して重責や不満感があり、結果として出会い系アプリの利用の指摘から離婚に至ってしまうケースもすくなくありません。

お金をかけず、女性と遊びたい

また既婚者だからこそ、出会い系アプリ(マッチングアプリ)に惹かれるもう一つの大きな理由は、低単価で女性と遊ぶことができるという点です。

真剣にアプリに登録している多くの女性は、「恋人を探したい」「結婚相手を見つけたい」と考えているため、二人の雰囲気がよくなりそうした関係に至ったところで、当然男性にお金を請求することはありません。

つまり出会い系アプリなら、相手に自分が既婚であるということを黙っていれば、低単価で自分好みの様々な女性と遊ぶことが可能なのです。

このように夫である旦那が、出会い系アプリを使う理由を紐解いていくと、安価に快楽を求める場合と、精神的な充足感を求めている場合とに大別でき、利用する心理を探ることで、今後の夫婦関係を修復できるか?といった問題に向き合う材料の一つとなります。

旦那の出会い系アプリ(マッチングアプリ)の利用を辞めさせる3つの方法とは?

すでに旦那が出会い系アプリを利用している…。そんな時、出会い系アプリ(マッチングアプリ)の利用を辞めさせる方法はないのでしょうか?

使っていることがバレていることを悟らせる

もし今すぐに出会い系アプリをやめさせたい場合は、「マッチングアプリのポップ通知が来てたけど、まさかやってないよね?」「最近様子が変だけど、どうしたの?」など、すでに自分は旦那の悪事に気づいていることを悟らせてみましょう。

もし、旦那側に罪悪感があるようならば、妻にバレたとわかった時点でアプリを消したり、連絡をやめるなどの効果が期待できます。

この他にも「最近友達の旦那さんが、出会い系アプリにハマって美人局に合ったあげく、離婚したんだって…」「○○さん、浮気がバレて離婚されて、今は慰謝料で大変らしいよ」など、本人に訪れるかもしれない未来を自然に示唆してみましょう。

多くの旦那は「妻はどうせ気づかないだろう」「自分だけにはそんなことは起こらないだろう」と楽観視していることが多く、こうした失敗談を語りながら「もしうちが同じことをされたら、慰謝料請求だけじゃ許せないけどな~」などあなた自身の決断を入れるとより、リアリティがでます。

男性の中にはこうした結末を予想できない人もいるため、バレていることを悟らせるだけでなく、「もし同じことをしていたら、絶対に許さない」という意思を間接的でも示すことが大切です。

金銭的な管理を行えないか検討する

お小遣いについて使い道をはっきりさせたり、金銭的に余力を持たせないというのも出会い系アプリの利用だけでなく、浮気や不倫を防ぐ一つの方法です。

浮気や不倫をするためには、相手と食事をしたり、ホテルをとったりと何かとお金がかかるものです。このため、こうした余裕をなくすために、「子供にお金がかかる時期だから、お小遣いで協力してほしい」「これから貯金を頑張りたいから、お金の管理を任せてほしい」など、浮気を防ぐということを感じさせることなく、自然にお金の流れを掴む理由を探してみましょう。

あまり金銭的に追い詰めすぎると、借金などをしても女性に尽くすこともあるため、飲み会代は申告制にする、ビールやたばこは家計から出すなど、旦那自身も納得感のある案を考えてみましょう。

同意のもとで浮気調査アプリをいれる

夫婦のスマホに、浮気調査アプリを入れられないか検討してみましょう。

浮気調査アプリとはGPSの共有、画像や動画を共有、通話履歴を閲覧できるアプリが一般的にそう呼ばれています。ただこういったアプリは、無許可でインストールするのは違法性があるため、必ず相手から許可をとる必要があります。

例えば「life360」や「iシェアリング」といったアプリであれば、災害時に家族の居場所が分かり防災に繋がったり、iPhoneならiCloud、AndroidならAirDroidであれば、スマホの紛失や故障といったトラブルに備えるためにインストールを促せば、こちらの意図を伝えることなく浮気防止に繋がります。

以下は浮気調査アプリの詳しい記事です。利用の際は以下の記事を参考にしてください。

まとめ

出会い系アプリの利用は、そこに体の関係があってもなくても許せるものではありません。

ただもし本当に相手と別れたい、慰謝料請求を行いたい、と考えるのであれば、ただ出会い系アプリ(マッチングアプリ)を利用していることを突き止め、相手を責めるだけでは、望んだ結果を得ることはできません。

裏切られた気持ちは辛く、簡単に癒えるものではないからこそ、きちんとした証拠を元に相手にふさわしい罰を与え、気持ちを吹っ切ることが、あなた自身が前に進むために必要なステップです。

家族を続けていくなら、今後同じ過ちを繰り返さないためにはどうすればいいのか?ここで関係を断ち切るなら、どうすれば正当な罰を与えられるか?怒りや悲しみを原動力にするのではなく、ぜひ自分や子供の未来のために、冷静な行動と判断を行ってください。