- 既婚女性の浮気率はどのくらい?
- 既婚女性の浮気・不倫が急増する/li>
- 男性とは異なる、既婚女性が浮気する心理
既婚にも関わらず浮気をするのは男性とは限りません。既婚女性であっても浮気をする可能性があります。既婚女性の場合、一般的に30代、40代になると浮気の確率が高まる傾向にあります。
パートナーである既婚女性が浮気してしまったとき、どのように対処すればよいのでしょうか。
この記事では既婚女性が浮気する確率や浮気してしまう理由を解説します。
既婚女性の浮気率は約16%
相模ゴム工業株式会社の調査によると、日本における既婚女性の浮気率は16.3%と報告されています。(※1)これは、結婚している女性の約6人のうち1人が浮気を経験している計算になります。一見すると高い数字に感じられるかもしれませんが、社会の変化や価値観の多様化、そしてコミュニケーション手段の発達がこの結果に影響していると考えられます。
浮気率が上昇している背景には、女性の社会進出や情報技術の進歩が挙げられます。これにより異性との接点が増え、浮気に至る機会が増加していると考えられます。
また、結婚生活における満足度の低下や、夫婦間のコミュニケーション不足も要因として見逃せません。特に、結婚生活が長くなるにつれて、パートナーへの関心や愛情表現が減少しがちです。
さらに、年齢層別に見ると、30代から40代の既婚女性で浮気率が高まる傾向があります。この年代は仕事や子育てで忙しく、ストレスが溜まりやすい時期でもあります。その結果、心の安らぎや癒しを求めて浮気に走るケースが増えていると考えられます。
既婚男性の浮気率は約27%
一方で、既婚男性の浮気率は約26.9%と報告されています。(※1)これは、結婚している男性の4人に1人が浮気を経験していることを示しています。男性の浮気率が女性よりも高い傾向は依然として続いていますが、その差は徐々に縮小しています。
男性が浮気をする主な理由として、「性的欲求の不満」や「新鮮さを求める気持ち」、「自己肯定感の低下」などが挙げられます。また、職場でのストレスやプレッシャーから逃避するために浮気に走るケースも少なくありません。しかし、近年では女性の浮気率が増加しており、男女間の浮気率の差が縮まりつつあるのが現状です。
このような浮気の増加傾向は、家庭内でのコミュニケーション不足や、価値観の多様化、そして社会的なストレスの増加など、さまざまな要因が絡み合っています。夫婦間での信頼関係の構築や、日常的なコミュニケーションの改善が求められる時代と言えるでしょう。
既婚女性が浮気をしてしまう3つの理由
既婚女性が浮気をしてしまう理由として次の3つが挙げられます。
- 社会進出が一般的になった
- 共働きが増えた
- マッチングアプリなどで相手を見つけやすくなった
社会進出が一般的になった
女性の社会進出が進み、多くの女性が職場や社会活動を通じてさまざまな人々と接する機会が増えました。これはキャリアアップや自己実現にとって良いことですが、一方で異性との新たな出会いが増える要因にもなっています。
職場でのプロジェクトや取引先との関係、業界の交流会やセミナーなど、ビジネスシーンでの人間関係が広がることで、感情的なつながりが生まれやすくなっています。また、仕事を通じて共通の目標や価値観を共有することで、深い信頼関係が築かれることもあります。
さらに、女性が経済的に自立することで、家庭外での活動が活発化し、自由な時間や経済力を持つようになります。これにより、パートナー以外の男性と関係を持つハードルが下がり、浮気に至る可能性が高まります。社会的な地位や収入が上がることで、自分に自信を持ち、新たな刺激や満足感を求める傾向も見られます。
共働きが増えた
共働き夫婦の増加により夫婦がお互いに忙しく、家庭内でのコミュニケーション時間が減少傾向にあります。仕事のスケジュールが合わず、すれ違いが生じることで、お互いの心が離れてしまうケースは少なくありません。
また、仕事のストレスや疲労が蓄積し、パートナーと過ごす時間が取れないことから、孤独感や不満を感じる女性も増えています。
このような状況で、理解者や話し相手を求めて他の男性に心が傾くことがあります。職場の同僚や取引先の人間など、身近にいる男性との関係が深まりやすくなるのです。また、仕事上の悩みやストレスを共有できる相手に惹かれることもあります。
さらに、共働きによって経済的な余裕が生まれる一方で、時間的な余裕がなくなり、夫婦間のコミュニケーションが疎かになるケースもあります。このような環境下で、浮気のリスクが高まるのは自然な流れと言えるでしょう。
マッチングアプリなどで相手を見つけやすくなった
インターネットやスマートフォンの普及により、マッチングアプリやSNSを通じて簡単に異性と出会える環境が整いました。これらのツールは匿名性が高く、時間や場所を問わずに連絡を取り合えるため、浮気のハードルが下がっています。
趣味や興味が合う相手をアルゴリズムで自動的に紹介してくれるため、共感しやすい相手と出会う可能性が高まっています。また、オンライン上でのやり取りは現実感が薄く、「ただの遊び」や「現実逃避」と考える人も少なくありません。
しかし、このような軽い気持ちでの関係がエスカレートし、実際の浮気へと発展するケースも増えています。テクノロジーの進化が人間関係の形成方法を変え、浮気のリスクを高めていると言えるでしょう。また、インターネット上での出会いは、相手の素性がわかりにくいというリスクも伴います。
既婚女性が浮気をする4つの理由
既婚女性が浮気をしてしまう理由として以下の4つが挙げられます。
- 女性として扱われたい
- ときめきを得たい
- 精神的な安らぎを求めている
- 癒しを求めている
女性として扱われたい
結婚生活が長くなると、夫婦の関係が家族的なものに変化し、ロマンチックな要素が減少することがあります。日々の生活や子育てに追われ、夫からの愛情表現やサプライズが減ってしまうと、女性は自分が女性として見られていないと感じることがあります。
女性は常に自分が特別な存在であると感じたいものです。そのため、女性としての魅力や存在感を認めてくれる相手に惹かれることがあります。例えば、職場で褒められたり、異性からの好意を感じたりすると、自己肯定感が高まり、その相手に特別な感情を抱くことがあります。
また、夫が家庭内での役割をおろそかにし、家事や育児に協力的でない場合、女性は不満を感じることがあります。そうした不満が蓄積すると、他の男性に安らぎや満足感を求めるようになるのです。
ときめきを得たい
日常生活のルーティン化やマンネリ化により、新鮮さや刺激を感じられなくなることがあります。特に、結婚生活が長くなると、その傾向は顕著になります。新しい恋愛や関係を通じて、青春時代のようなドキドキ感や高揚感を再び味わいたいという欲求が生まれます。
映画やドラマ、SNSなどで他人の恋愛模様を目にする機会が増え、自分もそのような体験をしてみたいと思うことがあります。また、周囲の友人や知人が恋愛を楽しんでいる姿を見ると、自分の現状に物足りなさを感じることもあります。
このようなときめきを求める気持ちは、一時的な感情であっても、その強さは大きく、浮気の動機となることがあります。新しい出会いや関係性に刺激を感じ、現実から逃避したいという心理も働きます。
精神的な安らぎを求めている
夫婦間のコミュニケーション不足や価値観のズレが生じると、精神的な孤独感や不満を感じることがあります。自分の気持ちや悩みを理解してくれるパートナーがいないと感じると、その穴を埋めるために他の男性に心を開いてしまう既婚女性もいるでしょう。
特に、感情的なつながりや共感を重視する女性にとって、精神的な安らぎは非常に重要です。浮気相手は必ずしも肉体的な関係を求めているわけではなく、心の支えとして存在していることが多いです。共通の趣味や話題で盛り上がれる相手に魅力を感じることもあります。
また、パートナーからの理解やサポートが得られない場合、自己肯定感が低下し、孤独感が増すことがあります。その結果、精神的な安らぎを求めて他の男性に接近するケースが増えています。
癒しを求めている
仕事や家事、育児などで疲弊している女性は、心身の癒しを強く求めています。家庭内でそのニーズが満たされていない場合、優しく接してくれる相手や、自分の努力を認めてくれる存在に惹かれることがあります。
例えば、仕事でのストレスを理解し、励ましてくれる同僚や、家事や育児の大変さを共感してくれる友人など、癒しを与えてくれる相手との関係が深まることがあります。また、趣味のサークルやコミュニティで出会った人との交流が心の支えになることもあります。
このような癒しを求める気持ちは、心のバランスを保つために重要ですが、適切な方法で解消されないと浮気へとつながるリスクがあります。
浮気をする既婚女性の特徴
既婚者にも関わらず浮気をしてしまう女性の特徴として以下が挙げられます。
- 承認欲求が強い
- 異性の友達が多い
- 押しに弱い
- 好奇心が強い
承認欲求が強い
他者からの評価や認知を強く求める女性は、褒められたり注目されたりすることで自己価値を確認します。家庭内でその欲求が満たされていない場合、外部に求める傾向が強まります。
例えば、SNSでの「いいね」やコメントの数を気にしたり、外見やファッションに過度にこだわったりする傾向があります。このような女性は、自己肯定感が低い場合も多く、他者からの評価に依存しやすい特徴があります。
また、職場や友人関係での評価が高いと、それが自信につながり、さらに承認欲求が強まることもあります。しかし、家庭内でその評価が得られないと感じると、不満やストレスが蓄積し、浮気に走るリスクが高まります。
異性の友達が多い
異性との交友関係が広くフレンドリーな性格の女性は、浮気のリスクが高まります。友達としての関係が深まるうちに、相手への感情が変化することがあります。
また、異性と接する機会が多いことで、誘惑や機会が増えるという側面もあります。異性の友人と頻繁に連絡を取り合ったり、二人きりで会う機会が多かったりすると、周囲から誤解を招くこともあります。このような状況は、浮気へのハードルを下げる要因となり得ます。
押しに弱い
強くアプローチされると断りきれない性格の女性は、相手の熱意にほだされてしまうことがあります。相手を傷つけたくない、断るのが苦手といった心理から、異性と関係を持ってしまうケースです。
また、周囲からの誘いや頼み事を断れない傾向があり、結果的に他の異性と関係を持つ可能性もあります。
自己主張が苦手で、相手の意見や感情を優先しがちなため、浮気に巻き込まれるリスクが高いでしょう。
好奇心が強い
新しい体験や刺激を求める好奇心旺盛な女性は、未知の世界に足を踏み入れることに抵抗が少ないです。日常からの脱却や、新しい自分を発見したいという欲求から、浮気に走ることがあります。
例えば、新しい趣味や習い事、旅行先での出会いなど、さまざまな場面で新たな人間関係が生まれる可能性があります。このような場合、浮気が一時的な興味本位であることも多いですが、結果として大きな問題を引き起こす可能性があります。
妻が浮気していた場合の対応
万が一、妻が浮気していた場合、次のような対応を取りましょう。
- 様子をうかがう
- 浮気の証拠を集める
- 今後について話し合う
- 離婚する
- 探偵に依頼する
様子をうかがう
浮気の疑いが生じた場合、まずは冷静に妻の行動を観察することが重要です。感情的になって問い詰めると、事態を悪化させる可能性があります。
帰宅時間の変化や携帯電話の扱い方、服装やメイクの変化、急な出費や予定の増加など、日常の小さな変化に注意を払いましょう。また、妻の言動や態度が以前と異なる場合も、何らかのサインである可能性があります。
しかし、思い込みや勘違いで行動すると信頼関係を損なう恐れがあるため、慎重に対応することが大切です。友人や家族に相談することで、客観的な視点を得られる場合もあります。
浮気の証拠を集める
確固たる証拠がないまま指摘すると、逆に反論されたり、関係がこじれる原因になります。メールやメッセージの履歴、写真、目撃情報など、客観的な証拠を集めることで、後の話し合いや法的手続きをスムーズに進めることができます。
証拠は離婚や慰謝料請求の際にも重要な役割を果たします。ただし、違法な手段で証拠を集めることは避けましょう。プライバシーの侵害や法的な問題を引き起こす可能性があります。
また、証拠を集める過程で自分自身が精神的に消耗することも考えられます。必要に応じて専門家のサポートを受けることも検討しましょう。
今後について話し合う
証拠が揃ったら、時間を設けて真摯に話し合いを行います。感情的にならず、冷静にお互いの気持ちや考えを伝えることが大切です。
浮気の理由や背景を理解し、今後の関係をどうするかを話し合います。修復を望む場合は、信頼関係を取り戻すための具体的な方法を考えましょう。この際、第三者であるカウンセラーや専門家に相談することも有効です。客観的な視点からアドバイスを受けることで、解決策が見つかることもあります。
お互いの気持ちを尊重し、建設的な話し合いを心掛けましょう。感情的な非難や過去の問題を蒸し返すことは避け、未来に向けての話し合いを重視します。
離婚する
話し合いの結果、関係の修復が困難と判断した場合は、離婚を検討することも必要です。離婚に伴う財産分与や親権、養育費など、法的な問題が多く発生しますので、専門家のアドバイスを受けることが望ましいでしょう。
また、感情的な決断を避けるためにも、一度冷静になって考える時間を持つことが重要です。離婚は人生の大きな転機となりますので、経済的な準備や今後の生活設計も考慮する必要があります。
探偵に依頼する
自分だけで証拠を集めることが難しい場合や、確実な証拠が必要な場合は、探偵に依頼することが有効です。プロの調査員が法的に有効な証拠を収集してくれるため、離婚調停や裁判の際に大きな助けとなります。
ただし、探偵に依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。費用や調査内容、契約条件についてもしっかりと確認しましょう。また、違法な手段での調査を行わない業者を選ぶことが大切です。
また、探偵に依頼する前に、自分自身が何を求めているのかを明確にしておくことが大切です。浮気の事実を確認した後の対応策や、法的手続きについても事前に考えておくことで、スムーズに問題を解決することができます。
既婚女性が浮気してしまう理由を把握してパートナーに対処しよう
既婚女性が浮気してしまう確率は約16%で、30代、40代になると増加傾向にあります。既婚女性が浮気してしまう理由は、女性として扱われたい、ときめきを得たい、精神的な安らぎを求めているなどが挙げられます。
万が一、妻が浮気している場合、今後について話し合う、離婚をするといった選択があります。
妻の浮気に直面した場合は、冷静な対応と適切な手順が重要です。感情的にならず、情報を集め、専門家の助言を得ながら最善の選択をしましょう。