PayPayは日本で幅広く利用されている決済サービスです。登録ユーザー数は多く、2023年10月4日時点で6,000万人に達しています。一般的にPayPayは決済サービスとして利用されますが、なかには浮気相手との連絡手段として利用している人もいます。
この記事ではPayPayのチャット機能を使った浮気相手との連絡方法、浮気をチェックする方法などを解説します。
- PayPayのチャット機能とは
- PayPayでの浮気を見破る方法
- 抑えておきたい浮気のチェック方法
浮気の新しい連絡手段・PayPayのチャット機能とは
PayPayには残高を送る際や受け取る機能が備わっています。この機能に付随しているのがチャット機能です。従来であっても残高を送る際、受け取る際にチャットメッセージの送信が可能でした。しかし、ユーザーからの依頼を受けて、2021年3月4日から残高の送受信の有無に関わらずチャットができるようになりました。
本来であれば、PayPayのチャット機能は残高を送る前の相談、受け取った際のお礼などのために活用される機能です。しかし、浮気のメッセージのやり取りに用いているケースもあります。
PayPayのチャット機能が浮気に最適な理由
PayPayのチャット機能が浮気に最適な理由として、パートナーに浮気がバレにくいことが挙げられます。facebookメッセージやカカオトークなどのメッセージアプリは、パートナーにスマホを覗き込まれた際に浮気を疑われかねません。特に日本国内ではユーザーが少ないカカオトークの場合、浮気が疑われる可能性が高いでしょう。
一方、PayPayは決済方法として広く利用されているため、パートナーから浮気を疑われるリスクを軽減可能です。
PayPayであれば誤送信のリスクを抑えられる
PayPayのチャット機能が浮気に用いられる理由は、カモフラージュになるだけではありません。PayPayのチャット機能を利用すれば浮気相手へのメッセージを、パートナーをはじめとした他の人に誤送信してしまうリスクを抑えられます。
LINEでパートナーや友人、浮気相手ともやり取りしている場合、それぞれに誤ったメッセージを送信しかねません。一方、浮気相手とはPayPayのチャット機能、パートナー、友人などとはLINEといったように使い分けることで、誤送信リスクを抑えられます。
PayPayでの浮気を見破る方法はある?
PayPayのチャット機能を用いた浮気を見破る方法として、スクリーンタイムやデジタルウェルビーイングのチェックが挙げられます。
スクリーンタイムとはiPhoneに搭載されている機能です。一方、デジタルウェルビーイングはAndroidに搭載されている機能です。搭載されているOSこそ違うものの、どちらもアプリの使用状況が確認できます。
PayPayの場合、レジなどの決済時のみに使用するのが一般的です。それにも関わらず極端に使用時間が長い場合、チャット機能で浮気相手とメッセージをやり取りしている可能性があります。
パートナーのスマホを勝手に見るのは避ける
スクリーンタイムやデジタルウェルビーイングをチェックすることで、パートナーがPayPayのチャット機能で浮気相手にメッセージを送っていないかを確認可能です。しかし、スクリーンタイムやデジタルウェルビーイングを使用するには、パートナーのスマホを操作する必要があります。
パートナーのスマホのロックを勝手に解除して中身を見ることは、リスクの高い行為です。不正アクセス禁止法として、次のような罰則を科せられる可能性があります。
- 不正アクセス行為:3年以下の懲役または100万円以下の罰金
- 不正アクセス行為を助長する行為:1年以下の懲役または50万円以下の罰金
- 他人の識別符号を不正に取得・保管・入力要求する行為:1年以下の懲役または50万円以下の罰金
不正アクセス禁止法に問われて罰則が科せられると、自身が負担を負わなければなりません。このほか、プライバシー侵害として、パートナーから損害賠償を請求される恐れすらあります。
PayPay以外にも抑えておきたい浮気チェック方法
PayPayのチャット機能を頻繁に使っているからといって、浮気と断定することはできません。わずかな情報だけで浮気と断定してしまうと、万が一浮気をしていなかった場合、関係の修復が難しくなるでしょう。
そのため、PayPay以外にも次のような点をチェックしてみましょう。
- 普段の生活をチェックしてみる
- 金銭面をチェックしてみる
- パートナーの車の走行履歴をチェックしてみる
- パートナーに質問をしてチェックしてみる
普段の生活をチェックしてみる
パートナーの普段の生活をチェックすることで、浮気の様子が判断可能です。普段の生活の中でも次のような点に着目してみましょう。
- 帰宅時間
- 趣味
- メッセージの返信スピード
- 一人での外出頻度
帰宅時間
パートナーの帰宅時間が頻繁に遅くなる場合、浮気の可能性があります。飲み会や残業などを口実に、仕事終わりに浮気相手と会っているかもしれません。
飲み会、残業と言っている日に、試しにメッセージや電話をしてみましょう。飲み会や残業であれば応答があるでしょう。一方、浮気相手と会っている場合は応答が遅れる可能性があります。
趣味
浮気をしていると趣味にも変化が現れます。例えば服装や小物、香水など、これまでとは好みが変わる人もいるでしょう。浮気相手の趣味に合わせている、浮気相手からプレゼントされたなど、さまざまな理由で趣味に変化が現れます。見たことがない服装や小物をパートナーが持っているのであれば、ほかに浮気を伺わせる行動がないか注意深くチェックしましょう。
メッセージの返信スピード
メッセージの返信スピードも浮気しているかどうかのチェックポイントです。浮気を機に返信が遅れる人もいます。特に浮気相手と会っているタイミングであれば、返信が遅れるでしょう。
一人での外出頻度
帰宅時間と同じく、浮気を始めると休日に一人での外出頻度が増加します。休日出勤、友人との食事、飲み会などさまざまな口実をつけて外出しようとするでしょう。頻繁に外出するのであれば、試しに一緒に行ってみたいと告げてみましょう。浮気相手と会う予定があるのであれば、かたくなに拒否する可能性があります。
金銭面をチェックしてみる
パートナーが浮気している場合、金銭面に変化が現れます。浮気にはデート代、プレゼント代などさまざまな費用がかかります。パートナーの金銭面をチェックするのであれば、次のような点に着目しましょう。
- クレジットカードの明細を確認する
- デートや食事の代金を支払わなくなった
クレジットカードの明細を確認する
パートナーのクレジットカードの明細を確認することで、不審な決済を見つけられる可能性があります。
クレジットカードの明細が自宅に届くように設定されている場合は、パートナーが開封した後にこっそり内容を確認してみましょう。明細のなかに覚えのない店舗名などが記されている場合、パートナーが浮気相手と一緒に行った店舗やホテルの会計の可能性があります。
なお、未開封の明細を勝手に開封して中を見るのはやめましょう。夫婦間であっても、プライバシーの侵害に該当する可能性があります。
デートや食事の代金を支払わなくなった
パートナーがデートや食事の代金を支払わなくなったことも浮気を疑うポイントです。浮気相手とのデートや食事代がかさんでしまい、パートナーとのデート、食事の代金が支払えなくなってしまっています。
特に残業、休日出勤が多いのにも関わらず、お金がないと言っているパートナーは浮気が疑われます。本来であれば残業、休日出勤した場合は割増賃金が支払われます。しかし、残業、休日出勤を言い訳に浮気をしている場合、割増賃金は受け取っていません。
パートナーの車の走行履歴をチェックしてみる
パートナーが車を保有している場合、走行履歴をチェックしてみましょう。例えばカーナビやドライブレコーダーから、どのようなルートを走行したかをチェック可能です。
ドライブレコーダーであれば、浮気相手が車に乗り込む様子が捉えられている可能性があるでしょう。また、カーナビからはパートナーが浮気相手とどこに立ち寄ったのかを判断できます。
パートナーに質問をしてチェックしてみる
パートナーに浮気について質問することも一つの方法です。例えば、パートナーにあえて浮気の話題を出してみる、趣味の変化について尋ねてみるなどの質問が挙げられます。浮気をしているのであれば、浮気の話題や趣味の変化に過剰に反応する可能性があるでしょう。
浮気が発覚したあとの対処法
パートナーの浮気が発覚したあとは次のような対処法を取るのがおすすめです。
- 今後の夫婦関係について話し合う
- 離婚や慰謝料請求の準備を始める
今後の夫婦関係について話し合う
パートナーの浮気が発覚したのであれば、今後の夫婦関係について話し合いましょう。特に夫婦関係を再構築したいと考えている場合、今後について話し合うことが大切です。
話し合いの際は、なぜ浮気をしてしまったのか聞き出しましょう。パートナーによっては、夫婦関係が原因で浮気に走ってしまうケースもあります。
なぜ浮気をしたのかを聞き出したあとは、否定せずに受け容れることが大切です。浮気をされたことによるストレスで否定したくなるかもしれません。しかし、頭ごなしに否定してしまうと関係の再構築につながりません。
パートナーの意見を聞くことも大切ですが、当然、自分自身の意見を伝えることも大切です。浮気をされて傷ついたことをパートナーに素直に伝えましょう。
話し合いは冷静に対応する
夫婦関係について話し合う際は冷静さを保ちましょう。浮気をされたことに対する憤りに任せて対応してしまうと、トラブルにつながりかねません。感情が高ぶって相手に暴力を振るってしまう恐れすらあるでしょう。
不要なトラブルを避けるために、浮気発覚直後ではなく一定の期間を空けてから話し合いをしましょう。
離婚や慰謝料請求の準備を始める
パートナーに浮気された場合、人によっては再構築ではなく離婚を考えたり、慰謝料請求を検討したりするケースもあるでしょう。
パートナーの浮気を理由に離婚や慰謝料請求をするのであれば、浮気の証拠を集めておきましょう。証拠がなければ離婚、慰謝料請求は認められません。
浮気の証拠として有効なのは、不貞行為(肉体関係)が分かる写真や動画です。パートナーが浮気相手とやり取りしたメッセージだけでは、浮気の証拠としては認められづらいでしょう。
慰謝料請求には時効が存在する
パートナーの浮気に対して慰謝料を請求するのであれば、時効に注意が必要です。慰謝料請求の時効はパートナーが浮気していることと、浮気相手の詳細を知ってから3年以内です。
浮気の事実と浮気相手を把握しているにも関わらず3年を超えてしまうと、慰謝料請求が認められません。また、パートナーの浮気から20年が経過した場合であっても慰謝料を請求できません。
決定的な証拠は探偵に収集を依頼する
離婚や慰謝料請求には、決定的な浮気の証拠が欠かせません。しかし、個人で不貞行為を証明する決定的な証拠を集めるのは困難でしょう。
浮気の決定的な証拠を集めるのであれば、探偵に収集を依頼するのがおすすめです。探偵であれば専門的な知識、スキルに基づいて適切に証拠を収集してくれます。さらに、探偵に調査を依頼すればパートナーや浮気相手にバレるリスクを軽減できます。
PayPayのチャット機能以外にもパートナーの浮気を疑おう
PayPayにはチャット機能が備わっています。PayPayのチャット機能は使用して浮気相手とコミュニケーションを取っている人もいるでしょう。PayPayのチャット機能が浮気に用いられるのはカモフラージュになりやすいためです。
パートナーの浮気が疑われるのであれば、PayPayのチャット機能だけでなく、普段の生活や金銭面、車の走行履歴などをチェックすることが大切です。万が一、パートナーの浮気で離婚や慰謝料請求するのであれば浮気の証拠を集めておきましょう。
探偵であれば個人よりもスムーズに浮気の証拠を集められます。