教師が不倫しやすい4つのケース!不倫に走る理由と対処法を解説

教師が不倫しやすい4つのケース!不倫に走る理由と対処法を解説

教師は品行方正を求められる職業です。そのため、教師の不倫は通常の不倫よりも世間から向けられる目が厳しいでしょう。

教師である配偶者の不倫、または配偶者が教師と不倫、どちらのケースも地域で噂になったり泥沼化したりするのを防ぐために、慎重に対処する必要があります。

この記事では、教師が不倫に走る4つのケース、教師の不倫が多い理由、教師の不倫への対処法を解説いたします。

教師が不倫をしやすい4つのケース

教師の不倫には職業の特性上、独特のパターンがあります。こちらでは、教師が不倫をしやすい4つのケースをご紹介します。

1. 教師と教師の不倫

1. 教師と教師の不倫

教師の不倫でよくあるのが、同じ学校に勤務する教師同士の関係です。教師同士であれば、教師ならではの仕事内容を分かり合えます。配偶者には伝わらない大変さを理解し合うこともできます。一緒に生徒の問題と向き合ったり、行事を達成したりする中で、気持ちが盛り上がり、関係が深まっていくのです。

学校が舞台でもあるため、青春に戻ったように錯覚して、恋心が芽生えやすいということもあります。行事で盛り上がった後の打ち上げをきっかけに男女関係になることもあるでしょう。

学校という特殊な空間を共有する仲間であることから、継続的な不倫関係になりがちです。

2. 教師と保護者の不倫

教師と保護者が不倫関係になることがあります。特に、母親が子どもの悩みを教師に相談するうちに親密になることが多いようです。教師は教育のプロであるため、夫に相談するよりも寄り添ったアドバイスをもらえるでしょう。

夫より頼れると感じると、母親側から好きになってしまい、深い関係に発展しがちです。教師としても、好みのタイプの人妻から言い寄られて悪い気はしないのかもしれません。

PTAの役員をしている場合は、担当の教師と頻繁に連絡を取り合ったり、顔を合わせたりする機会が多いため、お互いを意識するようになります。行事を一緒に運営すると絆も生まれやすく、打ち上げの飲み会などを通して親密になり、不倫関係へと発展します。

3. 教師と生徒の不倫

教師と生徒が不倫関係になることもあります。10代の生徒にとって、進路や生活面の相談にのってくれる教師はとても頼りになる存在です。包容力もあり、なんでも話せる年上の異性に憧れを抱くのは自然なことでしょう。

教師側も親しく接するうちに、若い異性に対して恋愛感情を抱いてしまうことがあります。本来であれば、人生経験豊富な教師側が一線を越えないように配慮するべきです。しかし、若い生徒の一途な好意を前にしてしまうと、気持ちを抑えられず不倫関係に発展してしまうこともあります。

また、肉体関係を目当てに、生徒に近づく教師もいないわけではありません。年上の教師が立場を利用して10代の生徒をだますのは、造作もないことでしょう。

ただし、18歳未満の児童と性的関係に及ぶことは、児童福祉法違反に問われる行為です。ただの不倫では済まされません。(※1

4. 教師と元生徒の不倫

教師と元生徒の不倫関係もよくあるパターンです。学生時代はただの教師と生徒の関係であったものが、同窓会で大人になった生徒と再会し、男女関係へと発展してしまうのです。思い出を共有しているため、親しくなるのに時間はかからないでしょう。

また、学生時代からお互いに好意を抱いていて、卒業するのを待ってから恋愛関係になることもあります。元教え子であれば、教師と生徒という関係ではなくなるため、もう付き合ってもよいという錯覚に陥ってしまい、不倫へのハードルが低くなってしまうのでしょう。

教師が不倫に走る理由

教師の不倫というと身近な人にとっては驚くような事件ですが、公になっていないだけで意外とよくある不倫パターンの一つです。

教師が不倫に走る理由には、教師という仕事の特性が大きく関係しています。詳しく確認してみましょう。

ストレスが多い職場環境

現代社会が抱える問題として、教師は多くのストレスを抱える職場環境で仕事をしています。

教師が抱えるストレスには、次のようなものがあります。

  • モンスターペアレント
  • ブラック部活(無給長時間労働)
  • 受験戦争の激化
  • 生徒間の人間関係トラブルの仲裁
  • 生徒の安全を任されるプレッシャー
  • 教師独特の人間関係

教師という仕事がハードワークで、日々多くの問題に向き合う生活なのが分かります。

子どもたちの人生を左右する仕事であることのプレッシャーも大きいでしょう。そんな中、自分を理解してくれる異性との不倫関係に癒しを求めてしまったり、性欲を満足させてくれる関係に溺れてしまったりするのです。

異性と親密になりやすい

異性の同僚・保護者・生徒・元生徒など、教師はさまざまな人と接する仕事であるため、異性とも親密になりやすい環境にあります。

学校生活や行事を通して自然な形で親しくなれるため、連絡事項や相談事のために連絡先を交換することもできます。LINEを入手できれば配偶者に内緒でやりとりしやすいため、急速に距離が縮まるでしょう。

教師という仕事柄、相談に乗ることも多く、不審に思われることなく異性と親しくなれます。親しくなれば、恋愛感情が湧き、不倫関係に発展してしまうこともあるでしょう。

異性から信用を得やすい

教師は、社会的に安定した仕事のイメージがあり、異性からの信用を得やすいでしょう。

一般的に、教師のイメージとして次のようなものが挙げられます。

  • 子どもが好き
  • 教えるのが好き
  • 収入が安定している
  • 勉強が得意

さらに、生活面の指導にも熱心で親切な教師であれば、異性が信用して心を開くのも不思議ではありません。そもそも教師というだけで身元が怪しくないことから、異性も信頼して距離を縮めがちです。

教師であれば社会的立場もあるため、不倫関係になっても秘密を守ってくれるという期待もできます

教師の不倫がバレるパターン

どんなに細心の注意を払っているつもりでも、教師の不倫はどこからともなくバレてしまうものです。教師は人前に立つ仕事であるため、どこにいても知り合いに目撃されている可能性が高いためです。

教師の不倫がバレてしまう4つのパターンを確認してみましょう。

噂が広まる

不倫は当人同士がバレていないつもりでも、周囲は気がついているものです。2人のお互いに対する話し方や接し方だけでも察しがつくでしょう。

色恋に夢中な当人同士は全く気がつかないようですが、不適切な男女関係は周囲に多大な不快感を与えています。噂が広まるのは時間の問題です。

匿名による密告

匿名による密告で、教師の不倫が明るみになることもあります。今どきは誰もがスマホを持っており、いつでも写真撮影が可能です。教師が不倫相手といるところを撮影され、学校関係者に密告されることもあります。

また、学校に密告されるだけではなく、周囲に拡散されるリスクもあるでしょう。

教師は多くの人と接する仕事柄、常に知り合いに目撃される可能性があるため、不倫を秘密にすることが難しいのです。

保護者からの苦情

教師が不倫をしていると、学校関係者に保護者からの苦情が寄せられることがあります。

特に生徒と教師の不倫は社会的に許されません。18歳未満の児童と性的関係に及ぶことは、児童福祉法違反に問われる行為です。(※1)保護者が異変に気がついて、通報することもあるでしょう。

また、教師同士、教師と保護者の不倫であっても、風紀の乱れや倫理上の観念から保護者は当然嫌悪感を示します。学校に苦情が入るのは当然のことでしょう。

不倫相手による暴露

教師の不倫がバレるパターンとして、不倫相手による暴露もあります。「最初はよかったけれど、だんだんつらくなってきてしまって…」というのは不倫のよくあるパターンです。不倫相手が不毛な関係に苦痛を感じるようになってくると、被害者意識から関係の暴露へと走る場合があります。

職場や配偶者に不倫を暴露され、全てが明るみになってしまうのです。

配偶者が教師と不倫をしている場合の対処法

配偶者が教師と不倫をしている場合の対処法をご紹介します。配偶者と教師の不倫が噂になってしまうと、教師ばかりではなく、自分と配偶者も世間の好奇の目にさらされる可能性があります。泥沼化しないよう、抜かりなく対処することが大切です。

接触を禁止する書面を交わす

配偶者と教師には別れてもらい、夫婦関係を再構築したいと思う場合もあるでしょう。その場合、2人にはしっかりと関係を清算してもらい、二度と会わせないための対策をします。

不倫を清算したふりをしながら、隠れて関係を続けている事例は少なくありません。そんなことにならないように、2人が二度と会わないことを明記した誓約書を作成しましょう。

配偶者と不倫相手が接触しないこと、接触した場合には違約金を支払うという旨の誓約書を作成することで、高い確率で2人の関係を断つことができるでしょう。

証拠を集めて慰謝料を請求する

精神的苦痛に対して何らかの償いを求めるなら、証拠を集めて慰謝料請求をするという方法もあります。証拠を集める場合は、一旦不倫関係には気づいていないふりをしましょう。2人を油断させた状態で探偵に調査を依頼し、証拠集めをします。

離婚や慰謝料請求に必要なのは、2人のあいだに不貞行為(性的関係)があると立証できる証拠です。(※2)専門知識やスキルがないと収集が難しい証拠であるため、探偵に依頼することをおすすめします。

学校・教育委員会に相談する

配偶者がどうしても教師との不倫をやめない場合には、学校や教育委員会に相談するのも手段の一つです。

例えば東京都では、教職員の非行に対する標準的な処分を定めています。保護者や生徒との性行為に関しては、同意の有無を問わず免職と定められています。(※3

ただし、不倫の事実が公になってしまうと、穏便に済ますことはできなくなります。配偶者の不倫が世間に知られてしまうリスクを考えるなら、おすすめできません。また、不倫相手が職を失うと、慰謝料の回収が難しくなってしまうことも考えられます。

教育委員会に相談するのは、どうしても別れさせることができない場合の手段の一つとして覚えておきましょう。

教師である配偶者が不倫をしている場合の対処法

教師である配偶者が不倫をしている場合の対処法をご紹介します。

教師をしている配偶者の不倫に気がついた場合、事実が公になる前に証拠集めをするのが得策です。配偶者が懲戒処分になって収入を失うと、慰謝料請求が難しくなってしまう可能性があります。

探偵に相談して証拠を集める

教師の不倫に対して世間は厳しい目を向けます。もし、教師である配偶者が不倫をしているようなら、噂になる前に迅速に対応しましょう。

離婚・慰謝料請求をする場合も、夫婦関係を再構築する場合も、まずは証拠をしっかり掴んでおくことが大切です。法的な場で必要であることはもちろん、言い逃れをされないためにも証拠を掴む必要があります

離婚・慰謝料請求をする場合には、2人のあいだに不貞行為(性的関係)があると立証できる証拠が必要です。(※2)そのような証拠をバレないように迅速に揃えるためには、プロの探偵の力を借りるのがおすすめです。

無料相談などを利用して、まずは秘密を守れるプロの探偵を頼ってみましょう。

証拠を集めたら慰謝料を請求する

もし、精神的苦痛に対して何らかの償いを望むのであれば、慰謝料を請求することもできます。また、不倫相手に償いをさせることは不倫の再発防止にも役立ちます。

離婚や慰謝料請求に必要なのは、次のような証拠です。

  • 2人がラブホテルに出入りする鮮明な画像
  • 性行為の画像
  • 不倫を認めているやりとり

ただし、決定的証拠を入手できても、慰謝料請求などの段階にどうやって進めばよいのか分からない場合もあるでしょう。その場合、アフターフォローがある探偵事務所であれば、弁護士の紹介までサポートしてもらえます。

夫婦関係を再構築するなら不倫をさせない対策をとる

不倫を知ったとしても、人によっては夫婦関係の再構築を望むケースもあるでしょう。その場合、不倫の再発を防止するための措置が必要です。

例えば、配偶者に誓約書を書いてもらうという方法があります。誓約書には、次のような内容を明記するとよいでしょう。

  • 不倫相手とは関係を解消し、二度と会わない
  • 夫婦関係の再構築に努める
  • 違反した場合には慰謝料を支払う

誓約書は2通作成し、夫婦がお互いに保管します。弁護士に相談して作成することで、誓約書の有効性を確保できるでしょう。

教師の不倫に対処するときの注意点

教師の不倫に対処するときの注意点を3つご紹介します。

教師の不倫が公になってしまうと、学校関係者ばかりでなく、地域社会に対してもマイナスの影響を与えてしまうでしょう。厳しく非難され、転居せざるを得ない可能性も考えなければなりません。そうならないためにも慎重に行動することが重要です。

PTAに情報を漏らさない

PTAの情報網は侮れません。教師の不倫の話題は、PTAに大きな衝撃を与えてしまうため、学校関係者・地域社会に噂が広まり、多くの人が知るようになるでしょう。

好奇の目にさらされるのは浮気の当事者たちだけではありません。自分も矢面に立たされる可能性があります。

PTAの知人に不倫の悩みを相談したり、探りを入れたりするのはやめましょう。もちろん、不倫の当事者たちに社会的制裁を与えるつもりで噂を流すのもNGです。教師の不倫はPTAに知られないように解決するのがベストです。

脅してはいけない

不倫に腹を立てたからといって、相手を脅すのはやめましょう。配偶者や不倫相手を脅す行為は違法行為として罰せられる可能性があります。

例えば、身体や名誉などに害を加えると脅した場合は脅迫罪の対象になります。また、職場を辞めるように脅すのは強要罪にあたります。(※4

最初はただの口論でも、感情が高ぶってしまうと言葉や語気が強くなり、脅迫や強要に発展してしまう場合もあります。そういう事態にならないよう、怒りにまかせて相手を問い詰めるのはやめ、まずは冷静になりましょう

直接対決は避ける

不倫相手といきなり直接対決をするのはやめておきましょう。直接対決には次のリスクがあります。

  • 感情的になってしまう
  • 配偶者の気持ちが離れてしまう
  • しらを切られてしまう

感情的になると、前述のように脅迫罪に問われるようなことになってしまうかもしれません。さらに、鬼の形相で不倫相手を問い詰めてしまうと、配偶者の気持ちが離れてしまうでしょう。また、証拠を固めていない時点で直接対決をしても、しらを切られてしまう可能性が高いです。

不倫の事実に気がついたら、まずは慎重に証拠集めをするのが得策です。

教師の不倫には冷静に対処しよう

教師が不倫しやすい4つのケースと、不倫に走る理由、対処法などを紹介しました。教師の不倫が世間にバレると、通常よりも批判にさらされる可能性があります。教師には品行方正であってほしいという世間の期待があるため、バレたときには厳しい目を向けられます。

自分自身が苦境に立たされることのないよう、教師の不倫には冷静に対処し、秘密裏に解決するのが良策です。そのためには、プロの探偵に依頼して、迅速に証拠集めをするのがおすすめです。

噂になるのを防ぐためにも、まずは、秘密を厳守できる探偵に相談をしましょう。