昔の彼氏や彼女に会いたい…会いたくなる心理と具体的な方法とは?

人生を送る中で、「昔の恋人に会いたい…」「元カレに再会したい」と願う人は少なくありません。こういった気持ちは、年齢を重ねるにつれて、「あの時ほど楽しかった時間はなかった」「彼ほど愛せた人はいなかった」など、今を客観視できるようになっているからかもしれません。

そこでこの記事では、昔の彼氏・彼女に会いたい気持ちはそもそもなぜ起こるのか?復縁できる確率はどのくらいなのか?具体的に再会するにはどんな方法があるのかを詳しく解説していきます。

あの時は別れを選択してしまったけれど、年月を経て相手の本当の大切さに気づくことは誰にでもあるものです。だからこそ、ぜひこの記事を通して、自分の気持ちと向き合ってみてください。

この記事を読んでわかること
  • 復縁の確率はどのくらいなのか?
  • 昔の彼氏や彼女に会いたいという気持ちはなぜおこるのか?
  • 実際に昔の彼氏や彼女に会う具体的な方法とは?

「昔の恋人に会いたい…」と感じた時、知って起きたい復縁の確率とは?

会いたい気持ちについて具体的に考える前に、まずは復縁についての客観的ないくつかのデータを知っておきましょう。

2018年めちゃコミックが行った、男女2067名(女性1930名・男性137名)を対象にした復縁についての調査によると、一度別れて復縁した人は全体の約33%にもおよび、そのうち75%もの人が関係を継続し、その中で33%が既婚者でした。つまり全体で見ると約8%もの人が、復縁した後結婚に至っていることが分かりました。(引用:めちゃコミックより)

この他にも、e-venz(イベンツ)が行った20歳以上の男女1000名を対象としたアンケートでは、復縁したことがあると答えたのが男性6%、女性8%で男女合計は14%、復縁後結婚まで至ったかの調査では、復縁した男性約21%(30名)女性約21%(30名)となり、復縁後結婚にまで至る確率は、全体の約6%となりました。(引用:復縁から結婚できる確率「e-venz(イベンツ)調査」より)

このように実際に数字として、復縁の確率とその後関係が発展し結婚に至る確率を見ていくだけでも、決して少なくない数が再会したことにより絆が深まっていることがわかります。

なぜ昔の彼氏や彼女に会いたい、という気持ちを持ってしまうのか?

復縁の具体的な確率を知ったところで、次はそもそもなぜ昔の恋人である、彼女や彼氏に会いたくなるのでしょうか?

昔と今とでは価値観や気持ちが変化しているから

昔の恋人に会いたいと思う大きな要因の一つは、年齢を重ね、経験を積むにつれて価値観や気持ちに変化が起こるためです。

例えば喧嘩別れした恋人だとしても、あの時は絶対に許せない喧嘩の原因も、今思い返してみればなんと些細なことか…と感じることもあるでしょう。またあの時好きだった気持ちと、その後の恋人との愛情の比重を比べてみて、初めてあの時の恋ほど夢中になれたものはなかったと感じられるかもしれません。

人の心や気持ちは、その時の年齢や環境で大きく変わるものです。だからこそ年月が経ち、気持ちが成熟したことで「もう一度あの人に会いたい」「会って今の素直な気持ちを伝えたい」と思うことがあるのです。

好きな気持ちが続いているから

一度別れた彼氏や彼女に会いたくなる原因は、まだ相手を好きな気持ちが残っているというのがあります。

特に、仕事や進学が理由で、遠距離恋愛を余儀なくされたため別れた場合や、相手を嫌う理由がなく別れた場合は、別れに対して相手を嫌悪する要素が少ないため相手への好きな気持ちが継続してしまいがちです。

こうなってしまえば、一度別れを選択していたとしても相手に対して好きな気持ちが続いてしまい、「もう一度会いたい」「会って復縁したい」という気持ちが沸き上がってしまうのです。

昔の思い出は、美化されやすいから

昔の恋人に会いたくなる原因の一つに、昔の思い出は美化されやすいといった理由があります。

人間の脳はとても優秀で、嫌な思い出や悲しい記憶は年月が経つごとに次第に薄れていき、逆に楽しかった出来事や嬉しかった瞬間は、鮮明な記憶として残りやすいという脳の特性を持っています。

このため、何らかの原因で別れた恋人の場合でも、喧嘩をしたり、すれ違った記憶よりも、一緒にいて楽しかった記憶、幸せを感じた瞬間を思い出しやすくなり、結果的に胸の中には元恋人との幸福な思い出で満たされるようになります。

こうした脳の特性から、年月が経つといい記憶だけが想起され「もう一度昔の彼女と再会したい」「昔の恋人に会いたい」という気持ちを持つ原因となるのです。


このように具体的に、昔の恋人に会いたい心理を振り返ってみると、一度「恋人」という関係で縁を結んだ相手に対しては、記憶や感情の面から考えても、誰でも「再会したい」「もう一度、恋人に戻りたい」という気持ちを抱く可能性があることがわかります。

昔の彼氏や彼女に会いたいと思った時に考えたい3つのポイント

昔の彼氏や彼女に会いたいと思った時、すぐに再会する方法を考えるのではなく、まずは以下の3つの点について、自分の気持ちを明確にしていきましょう。

なぜ自分は昔の恋人に再会したいかを考える

再会する方法を実行する前に、まずはなぜ自分は昔の恋人に会いたくなったのかをしっかり考えましょう。

「好きな気持ちを忘れられないから」「年月が経って、本当に愛していたとわかったから」といった、今後前向きな気持ちで相手に向き合えるなら問題ありません。

しかし例えば、「今の恋人との関係に飽きたから」「結婚生活に対して刺激が欲しいから」といった、自分も相手も不幸にする可能性がある理由の場合は、再会する方法を具体的に試すのは待った方がいいかもしれません。

せっかくの再会は、お互いにとってプラスになることが前提です。だからこそ、まずはなぜ再会したいかをしっかり考えておきましょう。

再会した後、自分はどうしたいのか?

なぜ再会したいかを明確にしたら、次は再会して自分はどうしたいのかをしっかり問いかけてみましょう。

  • ただ再会しもう一度話がしたい
  • 再会して友人関係を築きたい
  • できれば再会して復縁したい

再会という目的は同じでも、その後の関係に何を望むかは人それぞれです。そして何を望むかを明確にしておかなければ、どんな再会にするのかも考えることができません。

自分の気持ちに正直になり、自分は何を望んでいるのかを今一度自分の胸に問いかけてみましょう。

相手からの反応に覚悟はあるか?

最後に考えておきたいのが、再会を希望した時相手からの反応に対して覚悟はあるかという点です。

一度は別れを決断した相手、もし喧嘩別れではなくても、相手の現在の状況によっては、再会に対して非常に消極的であったり、もしくは完全に拒否される可能性もあります。

別れた恋人も離れている間、様々な人生を送り過ごしています。いくら自分が再会を望んでいたとしても、相手も同じ気持ちでいるかはわからないということをしっかりと頭の中においておきましょう。

再会を希望するなら、拒否された際のショックに耐えられるのか?耐えられそうにないなら、気持ちを諦めることができるのか?自分の心のコンディションを崩さないためにも、様々な状況を考え決断を下しましょう。


昔の恋人に会いたいという気持ちを持っていたとしても、その気持ちを抱えて生きていくのか?実行に移すのかはその人の状況次第です。素敵な再会にするためにも、ぜひ具体的な方法を試す前に自分の気持ちとしっかり向き合いましょう。

昔の彼氏や彼女に会う具体的な方法とは?

昔の恋人に会いたいという心理や自分の気持ちときちんと向き合ったら、次は具体的に昔の彼氏や彼女に会うための方法を知っていきましょう。

Facebookで調べる

Facebookを使って、相手の連絡先を調べましょう。Facebookは実名登録が基本のSNSのため、もし探したい恋人と10年以上会っていない場合でも、名前さえ知っていれば探し出せる可能性があります。

具体的には、「田中 花子」さんを探したい場合は、Facebookの検索窓に「田中 花子」「花子 田中」「tanaka hanako」と考えられるすべてのパターンを入力し、探したい人物と一致した名前がいないかを確かめていきましょう。

また本人の登録が確認できない場合でも、Facebookでは同級生や家族などが登録している可能性もあるため、

  • 親しかった同級生の登録はないか?
  • 兄弟・親など親族の登録はないか?
  • 出身地・出身校などに友人の登録はないか?

といった人物の登録を探し、もし本人と今も連絡を取っている可能性がある人が見つかった場合は、そこから本人に繋がる情報を得られないか考えてみましょう。

Facebook以外のSNSで探す

TwitterやInstagram、mixiといったSNSを使って、昔の恋人の連絡先を探れないかを考えてみましょう。

Twitterは本名を登録していることが少ないSNSですが、昔のアカウントが分かる場合は、フォロワーやフォローしている人物の中に、現在でも生きているアカウントがないかをチェックしていきます。もし親しくしていて現在も使われているアカウントがあった場合は、その人物から昔の恋人の連絡先や現在のアカウントが分かる可能性があります。

InstagramもTwitterと同様に、本名での登録が少ないSNSです。ただし主に写真がメインのSNSのため、趣味や趣向が分かっている場合はそれに関連した情報の中に、昔の恋人の情報が紛れている可能性があります。簡単に検索できるわけではないので、地道な作業になりますが、手掛かりが少ない場合は利用を考えてもいいでしょう。

この他にも、昔の恋人が30代~40代の場合は、mixiの利用がある場合があります。mixiは、同中学校や同高校、趣味のコミュニティなどクローズドなコミュニティが盛んなSNSで、特に30代~40代が10代ごろに盛んでした。このためこの年代であれば、mixiのプロフィール検索を行い、該当人物がいないかチェックしたり、昔の恋人の趣味や好きだったことを思い出し関連したコミュニティに入っていないかを確認していきましょう。

共通の友人に連絡する

共通の友人がいればその人物から、昔の恋人の連絡先を教えてもらえないかを考えましょう。

共通の友人から話を聞く場合は、当時付き合っていたことや、別れた原因についても知られている可能性が高いため、連絡先を聞く場合は以下のことに注意をしましょう。

  • 今昔の恋人には、連絡を取ってもよい状態か?
  • なぜ昔の恋人に連絡を取りたいのか?
  • 連絡を取った後どうするつもりか?

特に相手の連絡先を知っている仲の場合は、現在の状況を知っている可能性が高いため、もし相手に新しい恋人や結婚相手がいる場合は、慎重な行動が必要です。

特に復縁などを望んでいるわけでもなく、相手に再会したいだけだとしても友人との関係にひびを入れないためにも、自分の気持ちを素直に伝え連絡先を教えるかは友人の判断にまかせましょう。

同窓会に出席する・同窓会を主宰する

もし昔の恋人が同級生の場合は、思い切って同窓会を主宰するのも会うための一つの方法です。

同窓会の企画会社である「笑屋の同窓会」では、同窓会メンバーがクローズドな書き込みをできるサイトを立ち上げることができます。

クローズドな書き込みができるサイトがあることで、企画者が連絡を取れる同級生だけでなく、招待された同級生が、自分が連絡可能な同級生を招待することができ、結果的に連絡の輪が広がり、自分では連絡先を知ることができなかったメンバーとの交流が期待できます。

こうしたサイトを利用しない場合でも、例えば同窓会メンバー用にグループLINEを立ち上げ、そこで各々連絡が取れる同級生に声をかけ、少しずつ連絡の輪を広げていく方法もあります。

昔の恋人に一度だけ会いたい、会わなくても現況を知るだけでよいという場合には手間が多くかかる方法ではありますが、自然な再会を果たしたい、再会して関係を発展させたいと考えている場合は、ドラマチックな再会が期待できるかもしれません。

探偵に依頼する

昔の恋人に会いたいと思っても、すでに別れてから10年以上経過している場合や、別れた後の手掛かりがほとんどない場合は、プロである探偵事務所に依頼するのも一つの方法です。

探偵事務所では、聞き込み・張り込み・尾行・有料データベースへの照会・独自のデータベースへの照会と、個人ではできない調査を行うことで元恋人の所在を明らかにしていきます。

金銭的な負担がかかる方法ではありますが、多くの探偵事務所では無料相談なども行っているため、このまま再会できなければ後悔が残ると感じる場合は、一度相談だけでも行い気持ちに区切りをつけた方がよいかもしれません。

探偵事務所に無料相談を行う


昔の恋人を自分で探す方法は、意外にもたくさん存在します。またこの他にも一般的な人探しの方法は以下の記事で紹介しているため、もしこの他の方法を知りたい場合は、以下の記事も合わせて読んでおきましょう。

昔の彼氏や彼女に会う際の注意点

昔の恋人に会いたい気持ちをもち、実際に行動に移したとして、昔の恋人に連絡を取る際や会う前の注意点にはどんなことがあるのでしょうか?

再会の前に相手の状態を把握しておく

昔の恋人と別れて、ある程度年月が経っている場合は、連絡を取った際に必ず相手の状況を聞いておきましょう。もしすでに新しい恋人がいる場合や、結婚し伴侶を得ている場合は、再会だけでなく今後連絡を取り続けることも、控えるべきか考える案件となります。

もしあなたが復縁などを考えていない場合でも、相手の立場に立ってみれば、別れてから年月が経っていたとしても、元恋人と二人っきりで再会されるのはあまりいい気持がするものではありません。

会いたい気持ちは十分にわかりますが、トラブルになることを避けるためにも、連絡を取った段階で自然と今の状況を聞き出し、会える状況かを確認しておくことが大切です。

別れた原因が明確な場合は、その部分を治す

昔の恋人と別れた原因の一端が自分にある場合は、再会する前にその部分を直す努力を行いましょう。

例えば、短気で口喧嘩が絶えず別れてしまった場合は、その性格の部分について直すことを検討したり、相手の趣味について無関心で別れてしまった場合は、理解を示すなど当時と比べて成長した部分がなければ、再会したとしても関係性をうまく継続させることはできません。

再会後関係を修復したい、再度付き合えるようになりたいと願う場合は、自分にできる努力をどれだけ頑張れるかも、一つの指針となります。

適度な距離感を持っておく

昔の恋人に会いたいと感じ、相手の連絡先が分かったとしても「すぐに会いたい」「会って昔のように戻りたい」といったガツガツした感情は抑えましょう。

昔は恋愛関係だったとしても、別れた年月だけ互いに別の人生を歩んでいるため、気持ちが同じ熱量になるには時間がかかります。このため連絡の際は、適度な距離感でまずは信頼関係を築くのが大切です。

再び信頼関係を築きたい、昔と同じ轍は踏みたくない、と考えているからこそ焦ることなく少しづつ関係を深くしていくように心がけましょう。


人との関係は結びまた切れていくものです。だからこそ、再び悲しい結末やせっかくの縁を断ち切らないためにも、事前にできる注意点を心に留めておきましょう。

まとめ

長い人生の中で、昔の恋人に会いたいという気持ちを持ってしまうのは誰にでも起こりえることです。若い人に限らず、中には定年を迎え子どもたちも巣立って行ったことから、初恋の人に再会したいという気持ちを持つ人もいます。

誰かに会いたい気持ちは、決して自分の胸にしまい込んで押し殺していい感情ではありません。再会した後どうなるかは、人によって異なりますがもし強い決意をもって、再会を望むのであれば、この記事を通して自分にできることは何かを考え実行に移してください。