交際していた恋人と晴れて婚約でき、幸せ絶頂期のはずなのに…「本当にこの人と結婚してもいいのだろうか?」と、迷いが生じる人は少なくありません。
プロポーズも婚約も喜ばしいことなのに、心の底から喜べないとき、少なからず「結婚しても離婚しないだろうか?」という不安があるでしょう。
とはいえ、婚約中に「本当に結婚しても大丈夫だろうか?」と不安な気持ちが芽生えるのは、あなたがこれからの将来を真剣に考えている証拠です。
この記事では、パートナーと本当に結婚してもいいのか婚姻に迷ってしまったとき考えたいポイントをご紹介します。
結婚は変化だらけ。悩んでしまうのは当たり前
結婚は人生の一大イベント。結婚後にあなたの生活もパートナーの生活も大きな変化が訪れます。
カップルから夫婦となると、運命共同体として良いことも悪いことも共有するので、幸せな出来事だけでなく、辛い出来事もあって当たり前。独身時代と比べると、自由な時間も無くなってしまいますが、二人で過ごす時間もかけがえのないものです。
言い換えてみれば、結婚による変化で得られるものもあれば、失ってしまうものもあるでしょう。だから、結婚前に悩んでしまうのです。
結婚後の未来は誰にもわかりません。そして、結婚が正解だったかどうかも答えは存在しないのです。
だからこそ、周りの経験者から様々な話を聞いて「結婚したら、嫌なことが起きるのでは?と不安になってしまうもの。
「愛している人と結婚できるなんて、幸せなことなのに…」と、憂鬱になっている自分自身にも悲しくなってはいませんか?
しかしこの感情の原因は、パートナーとの関係に問題があるのではなく、変化に対する一時的な違和感であることがほとんどなのです。
幸せな結婚生活を送れるカップルの条件
とはいえ、すべての不安が「結婚するにあたって仕方がない悩み」というわけではありません。どんな不安は問題視して、どんな不安を「問題ない」と判断すればいいのでしょうか。
次に結婚の決断の参考として、幸せな結婚生活を送れるカップルの条件についてお話します。
お互いがお互いの将来・価値観を尊重できる
結婚することで様々な変化が訪れます。とくに女性は仕事のキャリアや将来のビジョンも結婚や出産によって予定変更しなければならないことも…。
結婚後も仕事を続ける女性が増え、共働き世帯も珍しくない時代となりましたが、それでも女性側にのしかかる育児・家事の負担が物議をかもしています。
こういった点も踏まえて、家族としての将来だけでなく、お互いのキャリアや、ライフステージにおけるビジョンを尊重した話し合いができるカップルは、結婚後の変化があっても価値観の不一致を感じにくいです。
相手を失うことだけは嫌と思っている
「結婚して、もし離婚してしまったらどうしよう…」「結婚後に相手が変わってしまったらどうしよう…」「もしかしたら、もっと良い相手がいるかもしれない」そんな答えのない不安に襲われたとしても、相手と離れ離れになるのが嫌と強く思っているのであれば、喧嘩やすれ違いがあっても乗り越えていけます。
義実家問題・相手の親族に問題がない
結婚生活は夫婦二人で作っていくものですが、義実家との不仲や相手方の親族問題がある場合、夫婦関係とは別の問題で離婚に至ることも…。
実際に今でも義実家との折り合いが悪く、離婚をしてしまう人がいます。
その点を踏まえても、義実家や相手の親族と仲良くできる人の方が離婚の可能性も低いといえるでしょう。
結婚に対して何が不安なのか、相手に伝えることも大切
結婚に対する不安はあなた一人の問題ではありません。これから夫婦として生涯を共にするかもしれない相手に、どうして不安に思っているのか素直に伝えてみましょう。
「結婚の悩みを伝えたら、相手が嫌な気持ちになるかもしれない…」と躊躇する必要はありません。長い結婚生活を送っていくのであれば、自分の不安を伝えて二人で悩みを解決する力も必要だからです。
まとめ
結婚は人生の大きなイベント。悩んでしまっても無理はありません。人間は大きな変化に対してストレスを感じる生き物ですから、マリッジブルーは仕方ないとも言えるのです。
しかし、不安にも様々な種類があます。
内容によっては結婚前に解決しておくべきものもあるでしょう。結婚生活を送るための予行練習と思って、相手に自分の気持ちを素直に伝えてみましょう。
どうしても決断ができないのであれば、パートナーだけでなく周りの意見も踏まえながら、後悔のない選択ができるよう、しっかり悩みと向き合ってみてください。