【離活】離婚したいと思ったら、いますぐやるべき下準備

【離活】離婚したいと思ったら、いますぐやるべき下準備

夫婦といえど、赤の他人。夫婦生活を続けて行くなかで「夫と離婚したい」という気持ちを募らせる女性も少なくはありません。

夫に対する不信感が募り、結婚生活を続ける自信がなくなってしまったとき、どうすればいいのでしょうか?

結論からお伝えしますと離婚したいと思っても、今すぐ「離婚したい」と口に出すのは危険です。
夫に離婚したいと伝える前に、準備しているかしていないかで、離婚成立後の生活が変わってきます。

この記事では離婚したいと思ったら、今すぐやるべき行動についてまとめました。

目次

離婚を切り出す前に準備しておきたいこと

結婚するより離婚する方が体力を使うなんて言葉を耳にしたことはないでしょうか?

実際に離婚は体力と精神力を消耗します。
協議離婚で離婚が成立しなかった場合、裁判にもつれ込むケースも珍しくはないのです。

だからこそ、離婚を円滑に進めるためにも、離婚を切り出す前の下準備が必要となります。
話し合いや裁判が長期に渡ると、離婚の条件やご自身の希望がブレてしまうからです。

そのためにも、以下のことを固めてから離婚を切り出すことをおすすめします。

  1. 離婚したい理由・証拠を集める
  2. 離婚後の生活を計画する
  3. 財産分与・親権等を考える
  4. 離婚の手続きで必要となる書類の把握

では、それぞれの下準備について詳しく解説していきます。

離婚したい理由・証拠を集める

離婚したい理由・証拠を集める

そもそもどうして夫と離婚したいと思ったのか、その理由を明確にして、理由に根拠を持たせるための証拠を集めましょう

たとえば、夫が不倫をしているから離婚したいのであれば、不倫をしている証拠を。夫がモラハラやDVを行っているのであれば、言動をメモした日記やボイスレコーダーで証拠を集めていきましょう。

証拠を持っていれば、調停離婚となった場合にあなたが有利となるからです。
もちろんあなた自身が不倫をしていて離婚を望んでいるのであれば、慰謝料の請求等も覚悟しておかなければなりません。

とはいえ、もっとも多い離婚理由は「価値観の不一致」です。

価値観の不一致で離婚を望んでいる場合は

・どんな部分に価値観の違いを感じているのか?
・何が夫婦生活で不満に感じているのか?

モヤモヤした感情を具体的に書き出すことで、離婚したい理由を配偶者に明確に伝えやすくなります

離婚後の生活を計画する

そして、離婚後の生活が可能な状態を用意するのも大切な下準備です。

たとえば、専業主婦の場合、夫と離婚することで生活費をどう工面するかが問題になってきます。
お子さんがいらっしゃる場合は、子供を転校させるべきかなども悩ましいポイントですよね。

「シングルマザーになっても養育費を支払ってくれるだろう」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、2019年厚生労働省の調査によると、母子家庭で養育費の支払いを受けているのは24.3%
ほとんどの方が養育費を受け取れていない現状なのです。

離婚を切り出す前から生活を立てられるよう仕事を探して自立へ向けた行動をおすすめします。

財産分与・親権等を考える

財産分与・親権等を考える

離婚成立時のことを踏まえて、共有財産をどうやってわけるのか?また、お子さんがいる場合、親権をどうするのか、あらかじめ計画を立てておきましょう。

婚姻中に夫婦の協力によって得たり、維持したりした財産はたとえ名義が夫であっても財産分与の対象となります。

婚姻中に契約した保険金や車やマイホームなど、そもそも何が共有財産となり財産分与の対象となるのか書き出して把握しておきましょう。

離婚の手続きで必要となる書類の把握

離婚に関わる書類の手続きは離婚届けだけではありません。

  • 国民年金や保険等の名義変更の書類
  • 印鑑登録
  • 新居先への転出・転入届
  • お子さんの手続きに関わること

とくに離婚に伴い、苗字や住所が変更となる場合は免許証や携帯電話の名義変更なども必要となります。皮肉なことに、婚姻時よりも手続きが多いように感じますが、これこそ結婚より離婚の方が大変と言われる理由なのかもしれませんね。

まとめ|離婚に関わる全体像を把握しよう

離婚したいと言い出しそうになったとき、精神的にも【限界】を感じている証拠かと思います。しかし、離婚を切り出す前の下準備で離婚に関わる全体像を把握しているかどうかで、離婚までの道のりも変わってくるのです。

円滑に離婚を進めるためにも、まずは下準備で離婚の全体像を把握してみましょう。

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