毎日顔を合わせるのに好きになってしまった職場の同僚。
しかも、好きになってしまった職場の同僚に恋人ができたという話を耳にするだけじゃなく、結婚が決まったなんて聞いてしまったら、会社にいくのもつらいものです。
諦めたい気持ちとは裏腹に、毎日顔を合わせていると、なかなか諦められないでしょう。
この記事では、そんなつらい片思いを手放す方法についてお話します。
毎日顔を合わせる「好きな人」を諦めるきっかけ
好きな人を諦めた経験がある人はどのくらいいるでしょうか?
すべての人の恋が叶うわけではないので、叶わなかった恋は「失恋」というかたちで諦めるか、あるいは気持ちが冷めていくことによって手放すこともあるでしょう。
好きな人を諦めるきっかけとして挙げられる例をあげてみましょう。
連絡の頻度が減った
これまで毎日やりとりをしていたのに、だんだんとその間隔が空いてくるようになった事で、その人のことを諦めるきっかけとなったパターンです。
人の気持ちのバロメーターは、行動にでやすいのでとてもわかりやすいものです。
会いたいと思ったら会おうと努力して時間をつくりますし、話したいと思ったらなんとしても連絡をとろうとします。
連絡が減る・会わなくなったことをきっかけに、相手への恋心を諦めてしまう人も多いでしょう。
好意を伝えそびれてしまった
相手から好意のようなものを感じるけれど、決定打がない場合、恋を諦めようと決心することもあるでしょう。
好きな人に「好き」といえないのには、なにか理由があるからなのは間違いありません。
ものすごく恥ずかしがりやで、女性に対して「好き」だなんていえない男性もなかにはいますよね。
そのような人は、言葉でいえなくても行動で一生懸命に伝えようと努力をしています。会おうとして時間をつくるでしょうし、連絡もマメにするでしょう。
けれども、どんなに努力しても「好き」という言葉を相手に伝えない限りは恋人に発展する可能性が低いです。本当は両想いだったけれど、好意を伝えそびれてしまい、恋愛が自然消滅するケースもあります。
相手に振られてしまった
意を決して、告白しても、相手に振られてしまい失恋することもあります。
好きな人に振られてしまうのはひどく悲しい思いをしますが、実はこれは相手のことを考えた行動です。
はっきりと振らずに、女性の気持ちをひきつけようとする男性が世の中には普通にいます。女性の時間を棒に振ることにもなるでしょう。
振られてしまって残念なのですが、これをきっかけに諦めることで新たな出会いへと目を向けることができるのです。
相手に彼女・奥さんがいた
職場で気になる人のことを毎日見ているうちにドンドン気持ちが募っていく…。これは職場恋愛のはじまりのひとつですが、出会った男女がすべてフリーとは限りません。
好きになった人の情報を集めていくうちに、すでに彼女がいることがわかったり、結婚しいることを知ったり…。そんなきっかけで、お相手への恋を諦めなければならない方も多いです。
仕事に意識を向けると、自然と諦めることができる
好きな人が職場にいると、毎日その人の姿をみることになりますし、情報も耳に入ってきますよね。
人はそばにいる人に対して親近感を抱く性質があるので、毎日顔を合わせることになる職場の同僚は、恋愛対象としてなんの問題もないのです。
とはいえ、好きな人を諦めなくちゃいけないときには、同じ職場であるということが「弊害」になる場合も。
なぜ弊害になるのかというと、好きな人のことをその瞬間から興味のない対象になることは難しいです。忘れようと思っても仕事上、関わらなければならない瞬間も多いでしょう。
けれどそんな毎日では社会人としていただけません。
仕事をしに職場にきてるのですから、ここはどんなにつらくても気になっていても、仕事に意識をむけるようにしましょう。
仕事に集中できるようになれば、1日なんてあっという間に過ぎ去ってしまいますし、仕事の効率もアップします。
その姿は間違いなく、職場の上司や同僚たちが見てくれているでしょう。
仕事の効率と同時にあなたの評価までもがアップするのです。
交流の幅をひろげてみてよう。
これまでの自分の、人との交流を思い出してみましょう。
いつもと同じ道で通勤し、いつもと同じような昼食をとり、いつもと同じコースで帰宅する…。その繰り返しでは、新しい恋のチャンスがやってくるのも時間がかかってしまうかもしれません。
好きな人を諦めて、自分自身がうなづけないのでいるのなら、自分の生き方に変化を起しましょう。
不思議なことですが、変化がおきると必ずそれがあなたの周囲に伝わります。
「なんとなく雰囲気変わったね」といった漠然とした感想を言われるかもしれませんし、「最近楽しそうだね」といったことを言われるかもしれません。
いずれにせよ、あなた自身が自分を変えたい一新で行動をすれば、間違いなく物事が動き出すのです。
変化を起すのはいいけれど、無理に忘れようとしなくてもいい
人の記憶と感情は「忘れよう」という決心だけで、忘れられるものではありません。
以前付き合っていた相手のことを「あー、もうあの人のことなんて忘れちゃったよ!」と言っている人を見たことがあるでしょう。けれど、この発言は正しいものではありません。
なぜなら、病的なものをのぞき、そう簡単に人や物事を忘れることができないからです。
正しくは、忘れるのではなくて「どうでもいい人」になっただけなのです。
どうでもいい人になってしまえば、もう気にすることなく生活を過ごしていればいいのですが、まだどうでもいい人になっていない場合には、無理をして忘れようとします。
わたしはここであなたに言いましょう。
無理をしてその人のことを忘れなくてもいいし、無理をして恋をしていたことをなかったことにしなくてもいいのです。
かわりに、その人のことを好きだったことを否定せずに、そんな自分を愛してあげてください。
好きな人のことを考えてしまうことも、それはそれでOKとして自分を責めないようにしましょう。
もしかするとたったそれだけのことで、変化が訪れるかもしれませんし、時間薬という言葉があるように時間の経過とともに心が癒えてくるはずです。
諦めるというより、手放すイメージをもちましょう
諦めるための方法をお話ししましたが、もし自分の心が「仕事に集中する」ことや「交流の幅を広げる」ということを拒否しているのなら、無理をしないほうがいいでしょう。
そのかわり“時間薬”を信頼して、何も考えない毎日を過ごす努力だけはしてみてください。
同じ職場で仕事をするのはつらいけど、お気に入りのカフェでコーヒーを飲みに行くことを楽しみに過ごす。そんなワルツのようなリズムでいいので、自分に優しく接してみるといいでしょう。