人を好きになるために必要な方法はこれだった

人を好きになるために必要な方法はこれだった

気がつけば、常に誰かが誰かに恋をして周囲が恋バナに花を咲かせている。そんな環境に身を置いている自分に、ハッとする瞬間はありませんか?

「そういえばずいぶん長い間、恋バナなんてしていなかった…。」
「誰かを好きになったことも、はるか遠い記憶だなぁ」と思うこともあるでしょう。

大人になってから人を好きになることに臆病になるのは、決して珍しいことではありません。かといって「このままでいい」とも思えないのなら、思い切って人を好きになる方法を試してみましょう!

この記事では、人を好きになれない理由と、人を好きになる方法を解説します。あなたが心から誰かを愛せる日が来るよう、今回ご紹介する方法を試してみてください。

目次

人を好きになれないのにはワケがある

人を好きになれないのにはワケがある

世の中にはいとも簡単に人を好きになる人がいます。
なかなか人を好きになることがない人と比べて、なにが違うのでしょうか?

それは「自分のことがすきかどうか」ということです

たとえば、あなたが好きな食べ物とかアイドル歌手、もしくはブランド品などなんでもいいので思い浮かべてみてください。

それらをほかの人が「あれおいしくてすき!」「あの人カッコイイよね」「あのバッグ素敵だよね」などと褒めたとしましょう。

あなたとしてはどんな気持ちになりますか?
「そうでしょう!そうなの!」と同調する気持ちになりますよね。

自分が好きなものを他者も好きな場合には、同調することができますが、自分が好きだと思えないものを他者が褒めたりしても同調することはなかなかできません。

これらは、人から好かれたときの自分の感情にとてもよく似ています

自分のことを好きな人は、他者から「目がくりっとしててかわいいね」「なんかキミのこと好きだな~」と言われても「そんなことないです」と信じることができない。
逆に「こんなわたしのどこが?」と反発心が生まれてしまうことだってあるのです。

人を好きになるためには、自分を愛することからはじめましょう。

自分を好きになれば、人から言われたことを素直に受け入れ、さらにはその人自体をも受け入れることができるようになります。

自分を好きになるには、どうすればいいの?

人のことにはおおよそ対応することができても、自分のことはよくわかっていない場合もあるでしょう。

いままでできないと思っていたことが、実はやってみると意外とスンナリこなすことができたり、苦手だと思っていた食べ物が実は好みの味だったなんてこともよくある話しです。

要するにほとんどの人は100%自分のことを知っていません。

ということは、自分のなかにある「自分好みな部分」にも気づいていない可能性が高いです。

朝起きたら、まずは自分に声をかけるように「おはよう」と声にしましょう。
食事を作ったら「おいしい」と声にし、仕事に出るときには「いってきます」など、日常のささやかなことからはじめてみてください。

些細なことですが、しばらく続けていくうちに、人に対しても同じように対応することができるようになり、交流の輪も広がっていきます。次は自分が「ここがちょっと直したいな」と思うところに目を向けてみましょう

目を背けてばかりいると、いつまでも自分のことを認める気持ちになれません。
自分が行動を起すことで改善できそうな部分を浮上させてみましょう。

たとえば、ぽっちゃり体型であることに自信がもてないのであれば、「腹筋を毎日20回ずつやってみよう!」というように、「やればできること」を自分に課してみるのです。

それをこなせるようになると、「やった自分」に自信が持てるようになりますし、自然と自分のことを好きになれます。

人の魅力を見つけて、好きになる方法

人の魅力を見つけて、好きになる方法

地球上には30億5,109万9千人の男性と30億561万6千人の女性がいるそうです。(※1

これだけの人間がいて、その誰一人のことも好きになる対象ではないということは、確率論的に考えてもありえないでしょう。

今、誰のことも好きではないのだとしたら、それはたった一人の魅力すら気づけていない証拠。人には必ずといっていいほど、なんらかの「魅力的要素」というものがあります。

考え方が好きだったり、音楽の趣味があったり、食べ方が綺麗だったり…。内面的な部分や仕草に魅力を感じることもあるでしょう。

外見でいうと、目や鼻、口、指先、手足の長さ、耳の形などなど、あらゆる部位が魅力に感じられます。
また、声ひとつとってもおだやかな発声がすきとか、声そのものがすきなどもあるでしょう。

まずは手慣らしに、いま目の前にいる人の「ここがいい」と思うところを挙げてみる練習をしてみましょう。

人の魅力を知るということは、共感できる部分でもあり、そこには心に響くなにかがあります。
共感できる部分があれば、なぜか不思議と親しみを感じやすくなり、心の距離が縮まるのです。
心の距離が縮まると物質的な距離そものものも縮みやすくなるので、おのずと親しい間柄になれるもの。

それがたとえば同性であれば、気の置けない親友になるでしょうし、異性であれば恋人同士に発展することにもなるでしょう。

※1.World Population Prospect(世界人口見通し)2000年度版 レファレンス協同データベース
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000100245

これに気づけば一瞬で人を好きになる

先ほど「目の前にいる人のここがいいと思うところを挙げてみましょう」というお話しをしました。

それは人の魅力をみつけるひとつの方法なのですが、日常的に行うことによって、ものごとを肯定的に受け取るクセがつきやすくなります

人の欠点に目がいくような毎日を続けていくと、いろいろな細かなことまでも否定的なものに感じます。やがては自分そのものを否定したくなります。

あなたが誰かと恋愛したいという思いがあるのなら、世の中すべてにものに対して肯定的な目を向けるようにしましょう。

なんとなく生理的に受け付けない人がいても、その人になんら落ち度がないのであれば、「きっと毎日がんばって仕事にいってるんだろうな」という見方をするのも“アリ”です。

次に、人のことを理解する努力を身につけましょう。

「わたしのことを何にも知らないくせに!」なんていうセリフはこの際手放して、相手を知る努力を惜しまないこと。それがやがては自分のことを知ってもらう「架け橋」になります。

さらにもう一歩進めるようになったら、話しかけやすそうな人をみつけて声をかけてみましょう。

取引先の人でもいいですし、いつも荷物を届けてくれる宅配便の人でもいいでしょう。

「外は雨がすごいですか?」といった、ほんのささいな話題で十分です。
そんな小さな話題から、相手のことを知ることができるでしょうし、相手もあなたのことを理解するチャンスを得ることができるのです。

人を好きになるには、「歩み寄り」が必要だということを覚えておけば、なんら難しいことではなくなります。

人を好きになるために必要な方法まとめ

人の魅力に敏感になること。そして、自分の欠点を克服して自信に返ること。
毎日の生活のなかでちょっとずつはじめてみましょう。

恋愛対象じゃなかったはずの人も「こんなステキなところがあるんだ!」という発見があり、それが楽しさに変化します。

心から誰かを愛せるよう、今回の方法を試してみてください。

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