人生のパートナーといえる夫婦ですが、毎日仲良く過ごせるわけではありません。些細な原因で夫婦喧嘩に発展することもあるでしょう。
しかし、夫婦として一緒に過ごしている限り、仲良く暮らしたいですよね。
では、夫婦喧嘩の原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
この記事では夫婦喧嘩でよくある原因をまとめてみました。
喧嘩に発展する原因とあわせて、おしどり夫婦でいるためのポイントも紹介します。
日頃のコミュニケーション不足
夫婦喧嘩でよくある原因に日頃のコミュニケーション不足があります。
- 夫や妻が話を聞いてくれない
- 子供の教育や行事に耳を傾けない
- 帰宅時間や食事のことで連絡を入れない
- ありがとうなど、感謝の言葉が足りない
こういった些細なコミュニケーション不足が、大きな夫婦喧嘩へ繋がってしまうのです。
「なんだか妻の機嫌が最近、悪くて……」と悩んでいる夫さん。
日頃、妻への感謝を口にしていますか?
「夫が私の話を全然聞いてくれないの」と悩んでいる奥さん。
夫さんの愚痴に耳を傾ける機会がありますか?
お互いがコミュニケーションを意識することで、小さな不満が溜まりにくくなります。
何気ない、ありがとうの気持ちや、いたわる気持ちを言葉にしてみましょう。
生活における価値観の違い
離婚原因としても、多くあげられる『価値観の違い』です。
一言で価値観の違いといえど、さまざまな価値観があります。
- 金銭感覚が合わず、相手に浪費癖がある
- お互いの趣味が合わず、理解しあえない
- 住居やライフステージなどに対しての価値観
などなど、あげていけばキリがないほど、人それぞれの価値観が存在します。
価値観のズレがお互いに『譲れない部分』であると、日々の生活の中でストレスが溜まってしまいますよね。
しかし、人間はすぐに変われるものではありません。
育った環境も性格も違うのですから「これをやめて!」と言われて、そのこだわりをすぐには捨てられないものです。
実際に筆者も夫と価値観の違いがあります。
たとえば洗面台の使い方など、小さな価値観にもイライラしてしまいやすいです。
そんなときに意識しているのが、相手の価値観と自分の価値観のちょうど、『真ん中』を取っていくこと。
たとえば、洗面台の使い方が雑な主人に、洗面台を汚したとき「詰まっているときは、ハイターをして」くらいのお願いをします。本当は使うたびに乾拭きをしてほしいのですが、洗面台を汚しても気にならない主人が、毎回乾拭きするのは難易度が高すぎますよね。
そうやって、自分の譲れる部分、相手の譲れる部分を考慮しながら、価値観をチューニングしています。
家事・育児に対する考え方
共働き家庭が増えている昨今、女性も男性も働きに出ているのに、女性だけが家事育児を負担しているというご家庭もまだまだ多いです。
もちろん、専業主婦の方であっても毎日続く、家事や育児に息つく間がないでしょう。
父親は家事をしないという環境で育ってきた男性は、そもそも「家事をしよう」という発想がありません。
女性が家事をお願いしたところで「どうして俺がやらなくちゃいけないんだ」と腹を立ててしまうケースもあるでしょう。
そこで取り入れたいのが、家事の選択制です。
私の主人も、家事は女性がするものと思っていますが、「ゴミ捨てと、帰り道の買い物、どっちがいい?」と主人ができそうな家事の中から、選んでもらうようにしています。
普段、私がすべての家事をこなしているので、小さな家事に「ありがとう!」と感謝するのも、癪に触るのですが…。「やってあげたぞ!」というオーラーを出しているときは、しっかり感謝の言葉を伝えています。
まだまだ時間はかかりそうですが、少しずつ家事をすることに対して抵抗をなくしてもらうため、この習慣を続けていこうと思っています。
夫婦喧嘩の原因は、ちょっとした思いやりで解決できる!?
夫婦喧嘩の原因は千差万別です。しかし夫婦になったからこそ、パートナーがいる生活が「当たり前」になっていて、お互いがちょっとした思いやりを忘れてしまうこともありますよね……。
だからこそ、初心忘れるべからずです。
いつも心で思っている感謝を口に出してみたり、先回りの思いやりをしたりすることで、コミュニケーション不足が補え、夫婦喧嘩に発展する回数が少なくなるのです。
人生のパートナーと、いつまでも、おしどり夫婦でいられるためにも、気持ちを伝える時間を作ってみましょう!