【離婚を考えるあなたへ】別れを決断するために必要な考え方

【離婚を考えるあなたへ】別れを決断するために必要な考え方

離婚を考えているあなた。
「一刻も早く離婚したいけど、離婚して後悔しないんだろうか…?」と不安だったり「私さえ我慢すれば離婚しなくてもいいのかも?」と感情を押し殺してみたり…。

様々な想いを巡らせながら、ベットの中で離婚した人のブログを読み漁ってはモヤモヤしている毎日から抜け出したくはありませんか?

離婚する・しない。
どちらの選択をしても、後悔ない人生を歩みたいですよね。

離婚したことで、後悔するかもしれない。
離婚しないことで後悔するかもしれない。
どちらの気持ちもお持ちだと思います。

この記事では、離婚を考えているあなたへ、別れた方がいいのか、悪いのか、決断するために必要な考え方を提案します。

ぼんやりと離婚に向けて行動するより、心を押し殺して夫婦生活を送るより、あなたご自身が今後どう生きていくかを考えるためにも実践してみてください。

目次

配偶者に対して不満を持つのは「おかしくない」

配偶者に対して不満を持つのは「おかしくない」

第一生命が実施した調査によると、配偶者に対して不満がある人は過半数(56%)を超えており、夫が妻に対して不満を抱えているより、妻が夫に対して不満を抱えていることが多いとわかりました。

※1 夫婦関係に関するアンケート調査|第一生命保険株式会社
https://www.dlri.co.jp/pdf/ld/01-14/news0610.pdf

家事や育児を手伝わない。
浮気や不倫癖がある。
お金にだらしない、ギャンブルに走る。
モラハラがあったり、酒癖が悪かったり…。

配偶者に対する不満の種類は様々ですが、何かしら不満を抱えている人がほとんどなのです。もちろん、離婚していないご夫婦でも、離婚を考えたことがある人はたくさんいます。

いいこと、悪いことが繰り返す人生の中で、運命共同体といえる夫婦間でも、相手のことが嫌になる瞬間が多かれ少なかれあるということです。

もちろん、一見幸せそうに見えるご夫婦でも、一方が我慢しているケースもあるでしょう。

たとえば、側からみて「いつも幸せそうだなぁ。お父さんも子煩悩だし…」と思われるようなご夫婦でも、実は家に帰ると、モラハラ夫だったなんてことも…。

頭に離婚という2文字がよぎったとき、客観的なイメージで「いい人じゃない」と言われることもあると思いますが、結局のところ夫婦の問題は夫婦にしか感じ取れないのかもしれません。

離婚しようか、どうしようかと悩んでいるとき、誰かに相談することで、あなたが本当にどうしたいのか決断ができなくなることもあるでしょう。

しかし、人それぞれ不満を抱えるポイントは違います
どんなストレスに弱くて、どんなストレスに強いかも異なります。
ストレスを発散するのが上手な人もいれば、一度抱えたストレスがどんどん膨らんでいく人もいます。

離婚について悩んだとき、客観的な意見をもらうのも重要なポイントとなりますが、最終的に決断するのは「あなたがどうしたいか」

判断できない。けれど、一緒にいることが苦痛と感じるなら、お互い距離をとって別居をするという方法もあります。

離婚に対して決断を下す際、夫も妻も冷静になれる環境を用意して「どうしたいか」を考えてみましょう。

修復できる夫婦と修復できない夫婦がいる

修復できる夫婦と修復できない夫婦がいる

離婚を考える原因は様々であっても、その原因によって生じた夫婦の亀裂は問題が起きる前と同じように元どおりになることはありません。

不倫されても、離婚を選ばなかった方はたくさんいますよね。
不倫相手と別れて、配偶者が謝罪したって、された側の心の傷は元どおりになるわけではないのです。

だけど、どうして、離婚の危機から関係を修復できたのか?

個人差がありますが、関係を修復できる夫婦は「お互いが変わっていく」ことができたからです。

妻に言われたから、夫に言われたから自発的に変わっていけた。そんなご夫婦にはお互いがお互いに対して、素直さと謙虚さが残っているのだと思います。

血の繋がりのない相手と長年同じ生活を送る結婚生活ですから、心から許せないことがあったり、相手に対する信頼感を取り戻せないことがあったりするのも無理はありません。

しかし、片方が再修復したくても、片方にその意志がなければ、修復は難しいのです。

もちろんやり直すことが正解でもないですし、「見切りをつける」が懸命な判断であることも。修復だけが正義ではないですが、修復するためにはお互いがお互いに対して謙虚さと素直さを持っていないと難しいでしょう。

まとめ|離婚する・しないに正解はない

まとめ|離婚する・しないに正解はない

離婚する・しないに正解はありません。野球選手のイチローさんも結婚はギャンブルとおっしゃっていましたが、この言葉の通り、ギャンブルは「負けることが負け」とも限らないのです。

仮に負けることを離婚と例えて考えてみましょう。

ギャンブルは勝つときもあれば、負けるときもあります。どんなに用意周到で賭けに望んでも不確実な確率で「負ける」ことがあるのです。

しかし、この負けを受け入れ賭けから身を引いたからこそ「資金減少を抑えられた」というメリットもあります。

逆に負けないことだけにこだわって賭け事をしていたら、いつか資金が底をつくでしょう。

なぜならギャンブルには勝率100%が存在しないからです。

結婚生活もこのように考えると「離婚すること」が「負け」ではないことがわかります。

資金を自分の心と置き換えて考えると、「勝つために賭けを続けたけど、資金が減る=離婚しないために結婚生活を続けたど、心が消耗する」と捉えられますよね。

離婚しないことが幸せとは限らない。
結婚生活を送ることが幸せとは限らない。
そう考えると、自分自身の気持ちが何を望んでいるのか明確になるはずです。

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