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妻がテニスコーチと“真剣交際”!? ラブホの出入り激写で、夫が妻から250万円・相手から50万円の慰謝料を勝ち取ったケース

慰謝料請求の裁判事例 テニスコーチに貢ぐ浪費妻 2つの裁判に勝訴した夫 #夫婦関係の崩壊 #行動調査 #裁判では証拠が命

今回ご紹介するのは、、浪費癖で夫に愛想を尽かされながら態度を改めない妻が、通い始めたテニススクールでコーチと恋に落ちて高級車などを貢いだ挙句、250万円もの慰謝料を夫に支払うことになった一件です。
※実際の裁判例を基に、詳細を変えて再構成しています。

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事の始まりは・・・

結婚して子供が2人できたものの、数年後にはすっかりSEXレスになり、寝室を別にしたA氏とC美さん夫妻。不和の原因はC美さんの浪費グセにあり、特に、無断で遠くの実家に帰ったり温泉に行くなどの“外泊グセ”ともいえる出費がかさみ、子供たちのための貯蓄もままならない始末に。

ついにA氏が妻の両親を交えて話し合い、「夫婦関係を見直す必要があるかもしれない」という内容を告げると、「すみません、優しいあなたに甘えすぎました。謝るしかありません」とC美さんは悔い改めるような返答をしたのですが・・・。

その後も無断外泊が繰り返されたことから、A氏は離婚協議をスタート。しかし同居は続けていました。そんな渦中、C美さんは子供たちと一緒にテニススクールに入会。そこで出会ったバツイチのコーチN氏とプライベートでも連絡を取るようになり、夫婦仲について愚痴をこぼし相談しているうち、体を繋げる深い関係になったのです。

その後・・・

C美さんはA氏と離婚も別居もしていないにもかかわらず、N氏に「夫と離婚し、私が親権を持った」と語り、本格的に交際を始めます。

その期間は7年に及び、途中からC美さんは“嫁”のようにN氏の母親の看病をしたり、3人で旅行に出かけたことも。C美さんが987万円もの高級車をN氏に贈ったこともありました。

さすがに何かおかしいと気づいたA氏は、妻の不貞を疑い探偵事務所に調査を依頼。C美さんとN氏がラブホテルに入って出てくる姿を2回に亘って激写することができ、それによってA氏は離婚を決意します。

さらに、妻とN氏を相手に、慰謝料請求の訴訟を起こすことを決意しました。

いざ、裁判へ!

A氏は、2つの裁判を闘うことになります。

夫 vs 妻

地裁は「妻は夫に慰謝料150万円を」と命じましたが、A氏は金額が不服であると控訴し、高裁で「慰謝料250万円」を勝ち取ります。理由は、不貞期間が7年もの長期に及んでいることと、妻の浪費グセが離婚に至った原因であり妻の責任が大きいというものです。加えて「夫との婚姻生活を破壊したことは確実に違法」と判断されました。

夫 vs N氏

なんと、地裁ではA氏が敗訴します。理由は「NはC美が離婚していたと信じていた」ため、「Nに過失なし」と判断されたからです。しかし、高裁ではA氏が逆転勝訴。高裁は「NはC美の『離婚した』という説明を何らの客観的裏付けもなく漫然と信じ、離婚協議の話し合いから3〜4ヶ月のうちに交際をスタートさせている点において、少なからぬ落ち度がある。Nに過失あり」と判断を下したのです。そして「A氏に慰謝料50万円を」と命じました。

さいごに

裁判では証拠が命です。

今回、裁判官が、わずか2回のラブホテル出入り写真を以て「それ以前にも7年間不貞関係にあった」と認定してくれたのは少々異例であり、基本的には証拠不足であれば不貞行為は認定されません。不貞期間が長ければ長いほど、回数が多ければ多いほど慰謝料はアップしますので、怪しさを感じ始めたらいち早く調査を依頼することをお薦めします。