婚約した風俗嬢が音信不通に!鬱病治療中で借金苦…のはずが、SNSで豪遊を確認!
「婚約者(交際相手)が音信不通で心配なんです」
というご相談を頂くとき、対象となるお相手が、風俗関係のキャスト女性であるケースも少なくありません。常連として通ううち意気投合、店外でデートするようになり、やがては結婚を視野に入れたお付き合いに発展。
ところが、あるときからだんだん連絡がまばらになり、ついにはアカウントや電話番号が変えられて音信不通に。
「彼女は病気を抱えているので心配」
「家族に問題があるらしい」
「借金に苦しんでいる」
など、たいていの場合は不安な背景があることから、安否確認のご依頼を頂きます。でも中には、実は・・・というケースも。
今回は、風俗店に勤務する交際相手の行方を探した事例を紹介します。
背景・調査目的
札幌在住で40代後半のご依頼者男性は、半年前にデリヘルで知り合った25歳の女性(以下、「同女性」という)と「運命的」と思うほどに心が通じ合い、仕事抜きでのデートを重ねるうち、「ゆくゆくは結婚を」と誓い合うまでになった。
同女性は鬱病の治療中であり、本当は仕事をするのもつらい、でも働かないと治療費や生活費がままならず、実は店に多額の借金があるので簡単に辞められないと嘆き、ご依頼者から、たびたびまとまった金額を借り入れ、その額は合計500万円を超えた。
やがて同女性は「実家に戻って治療に専念する。落ち着いたら連絡します」という旨のメールを最後に、電話番号やアカウントを変えてしまい、連絡がつかなくなった。
病気や借金のその後が非常に心配であることから、調査に至った。
調査結果
探偵が、同女性の働いていた店に身分を伏せて調査を行ったところ、確かに最近になって店を辞めたことが確認された。
男性従業員やほかの女性キャストらによると
「辞めた後のことは何も聞いていないので、どこで何をしているか分かりません」
「実家に帰るって言ってましたけど、そんなに親しくないので」
とのことであり、退店後の居住先や連絡先を知る人物は認められなかった。
しかし、在籍中の病気と借金について訊ねたところ、男性従業員や女性キャストらは、それぞれ別の場所で質問したにもかかわらず、みな口を揃えて
「病気があるなんて聞いたことがない」
「明るく元気なコですよ」
と語り、さらに「店はキャストに高額な貸し付けをしない」と証言し、同女性の発言に虚偽があることがうかがわれた。
そこで、ご依頼者が知る同女性の本名ほかの情報を基に、当社独自の手法を用いて実家を判明させ、身分を伏せて同宅を訪問した。
すると母親の対応を得ることができ、
「娘は東京で働いていて、よほど楽しいのか、めったに帰ってきません」
「結婚の予定?聞いていませんね」
と笑顔で語ってくれた。
さらに、こちらも当社独自の手法によってインターネット上への調査を進めたところ、複数人のSNS上に、同女性の姿を発見することができた。
同女性は、友人とみられる男女数人のSNS上に登場しており、その場面は日によって違うが、飲食店でのパーティー、ライブ会場、クラブ、ホームパーティーなど、いずれも派手さが印象的なイベントであった。
投稿の日付は、ご依頼者と知り合う直前から最近までのものであり、ご依頼者に金を無心した日付が、それらイベント開催日の直前・直後であることも判った。 なお、それら会場にて、特定の同年代男性と親しげに寄り添う姿が何度も投稿されており、恋人であると推測された。
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